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NPO法人 阪神高齢者・障害者支援ネットワーク 黒田 裕子理事長からのメッセージ

皆様と歩んだ15年

平成22年1月17日は阪神・淡路大震災満15年です。アッという間の15年、振り返ってみればなんと長い時間と沢山の厚い・熱い仲間の輪が出来たことでしょうか。当団体の10周年記念フォーラムの折、高石好志前代表より震災直後からのボランティア有志の会の活動や、当団体との関わりを、そしてそれらの基本となる「ソニーマインド」をパネリストとして語っていただきました。仮設住宅での初めての出会いについては、皆様ご存知のことと思いますが、私どもにとっても<衝撃的>ともいえるものでした。「何故、こんな時に仮設住宅に保険の勧誘に??とんでもないこと!!」と、皆様に立ち向かったものでした。が、私の早合点であり、被災者を保護する為のとんでもない言葉を発していました。仮設住宅に住む人々の健康問題、こころのケア、コミュニティづくりを支援して下さるきっかけ作りであったのです。今でも、その時暑い屋外で話したあの場面が、昨日のことのように思い出されます。そしてこの15年間、継続的なご支援に感謝です。

コミュニティづくりのための2軒に1つのプランターと花苗のプレゼントは交代での水やりを通して顔を合わせる機会となり、お互いの生きていることの安否確認になりました。年に6回のイベントへのご支援、特に夏まつりでは有志の会の皆様のご参加で盛り上げていただきました。夜店のことは、今でも住民の皆さんの脳裏にしっかりと刻まれ、良き思い出となっています。そのことがこころのケアともなり、生きる希望を与えていただきました。今も続いている恒例の日帰り温泉旅行のスタートは1998年。この時は城之崎温泉への1泊旅行でした。仮設住宅の皆さんの喜びは最高でした。お互いの中に様々な思い出が残りました。生涯忘れることの出来ないあの日、あの時の思いは感動です。貴重な財産を数え切れない程沢山得ることが出来ました。

被災住民の方々への暖かいサポートは、単なる「支援」に止まらず神戸市の復興に大きく関わるものです。現在に至るまでもの長期にわたるご支援にはどれほどの言葉をもっても感謝を尽くせるものではありません。現状は、いまだ震災による後遺症を抱えて苦しんでいる多くの方がおられます。どうぞ災害支援の原点として今後とも手を携えていただければ望外の喜びです。16年目を新たなスタートとして被災者支援と神戸の学びを各地に発信すると共に、企業の社会貢献が地域社会の「人間」と「地域」と「暮らし」の一体化する中で、欠かすことのできないものであることを訴え続けたいと考えています。

NPO法人 阪神高齢者・障害者支援ネットワーク
理事長 黒田 裕子

 

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