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ニュースリリース(2020年度)

シニアの生活意識調査2020

2020年9月11日

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2020年8月3日~8月4日の2日間、全国のシニア(50歳~79歳)の男女に対し、今年で8回目となる「シニアの生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


調査結果 概要

アナリストのコメント
(ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 金融市場調査部 シニアアナリスト 石川 久美子)

シニアアナリスト 石川 久美子

例年、この調査では楽しみの多いアクティブ・シニアの像が浮かびあがってきていました。しかし今回の調査では、これまでと少し違って「世の中とともに変化するシニア像」が浮き彫りとなりました。
シニアの楽しみについての調査では、昨年に引き続き、1位が「旅行」、2位が「テレビ/ドラマ」となっています(図1)。しかし「旅行」に関しては回答割合が大きく低下(47.4%→43.4%)。その他、6位につけている「映画(28.8%→25.6%)」や10位の「スポーツ(21.1%→18.5%)」など、外に出ないと実現できないことについては明らかな低下がみられました。一方、室内でできる「読書(3位、28.6%→29.2%)」や、新型コロナでさらに意識が高まったのか「健康(5位、24.9%→26.6%)」の回答割合はアップ。そして、外で気軽に人と会うことすらままならなくなったせいか、「子ども/孫(22.8%→23.3%)」も回答割合が高まりました。ただし、「この1年間で孫に使った金額(図4)」は2017年以来の低水準である11万2715円まで低下してしまっています。これは、コロナ禍で会える機会が減少したことの他、昨年10月の消費税増税が効いている可能性もあります。
また、昨年から大きく変わったのが、回答者におけるスマートフォンの利用割合で、69.3%から80.1%へ大きく伸びました。昨年10月から今年6月まで実施されたキャッシュレス・消費者還元事業を受けてQRコード決済に挑戦するシニア層が増えた可能性があることに加え、新型コロナの感染拡大によって、コミュニケーションの手段が必要になったことが大きく影響した可能性が高いです。実際、メール(58.4%→67.8%)や通話(56.0%→67.4%)、LINEなどのメッセージアプリ(34.5%→46.3%)の利用率が特に躍進しています。
この1年の日本社会で起こった様々な事象は、スマートフォンの利用など、シニアにとってややハードルが高い新たな技術の利用率が躍進するほどの衝撃をもたらしたようです。「ポストコロナ禍」でシニアが再び外で行動しだしたとき、スマートフォンを活用してコロナ前以上にアクティブに活動するシニアの像が目に浮かぶようですね。

アンケート調査結果

  • シニアの現在の楽しみ 1位「旅行」、旅行にかける金額は平均2.4万円/月
  • 女性シニアの4割強が「テレビ/ドラマ」を楽しみに
  • 「スポーツ」を楽しみにしている男性シニアは4人に1人

全国のシニア(50歳~79歳)の男女1,000名(全回答者)に、現在の楽しみを聞いたところ、「旅行」(43.4%)が最も高く、次いで、「テレビ/ドラマ」(34.6%)、「読書」(29.2%)、「グルメ」(28.7%)、「健康」(26.6%)となりました。

男女別にみると、「テレビ/ドラマ」(男性27.4%、女性41.8%)は男性と比べて女性のほうが14.4ポイント高くなりました。女性シニアには、お気に入りの番組を観ることが毎日の楽しみになっている人が多いようです。他方、「スポーツ」(男性25.0%、女性12.0%)は女性と比べて男性のほうが13.0ポイント高くなりました。スポーツでの健康増進に楽しみを見出している男性シニアが多いのではないでしょうか。(図1)

(図1)

アンケート結果:現在の楽しみについて


自身の楽しみに対し、シニアはどのくらい出費をしているのでしょうか。旅行とグルメにかけている金額について聞きました。

旅行が楽しみと回答したシニア(434名)に、旅行に対する1ヶ月の出費を聞いたところ、平均額は、全体で2.4万円、男性では2.1万円、女性では2.8万円と、女性のほうが男性より0.7万円高くなりました。男性シニアより女性シニアのほうが、お金を惜しまずに旅行を満喫しているようです。

また、グルメが楽しみと回答したシニア(287名)に、グルメに対する1ヶ月の出費を聞いたところ、平均額は、全体で1.3万円、男性では1.5万円、女性では1.2万円となりました。(図2)

(図2)

アンケート結果:旅行とグルメに対する1ヶ月の出費について


  • シニアの最近1年間の“孫消費” 3位「おもちゃ・ゲーム」2位「一緒に外食」、1位は?
  • 最近1年間の“孫消費” 平均は112,715円、昨年までの上昇傾向から一転して大幅減少

シニアが孫のために使ったお金について質問しました。

孫がいるシニア(320名)に、この1年間で、孫のためにどのようなことにお金を使ったか聞いたところ、1位「おこづかい・お年玉・お祝い金」(75.0%)、2位「一緒に外食」(46.6%)、3位「おもちゃ・ゲーム」(40.6%)、4位「本・絵本」(32.2%)、5位「衣類などファッション用品」(26.6%)となりました。

男女別にみると、「おもちゃ・ゲーム」(男性43.8%、女性38.1%)や「ランドセル・机・文房具など学用品」(男性20.8%、女性14.8%)は女性と比べて男性のほうが5ポイント以上高くなりました。男性シニアには、孫のために玩具や学用品を買ってあげた人が多いようです。(図3)

(図3)

アンケート結果:この1年間で孫のためにお金を使ったことについて


この1年間で、孫のための出費をしたシニア(291名)に、孫のために使った金額を聞いたところ、「5万円~10万円未満」(27.1%)に最も多くの回答が集まり、平均額は112,715円となりました。

平均額を過去の調査結果と比較すると、2017年116,059円→2018年128,269円→2019年131,334円→2020年112,715円と、上昇傾向から一転、今年は昨年と比べて18,619円減少しました。(図4)

(図4)

アンケート結果:この1年間で孫に使った金額について


  • 孫と一緒にどのようなことをしたい? TOP3「外食」「旅行」「会話」

また、孫がいるシニア(320名)に、孫とどのようなことをしたいと思うか聞いたところ、「外食」(55.6%)が最も高くなりました。一緒に外食をしながら、孫と楽しい時間を過ごしたいというシニアが多いようです。以降、「旅行」(49.7%)、「会話」(46.9%)、「公園で遊ぶ」(36.3%)、「散歩」(27.2%)が続きました。

男女別にみると、「山・海で遊ぶ」(男性34.7%、女性19.3%)と「スポーツ・運動」(男性22.2%、女性6.3%)は女性と比べて男性のほうが15ポイント以上高くなりました。男性シニアには、孫とアウトドアレジャーやスポーツを楽しみたいという人が多いようです。他方、「料理・お菓子作り」(男性2.1%、女性15.3%)は男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなりました。(図5)

(図5)

アンケート結果:孫とどのようなことをしたいと思うかについて


  • 日頃、シニアがスマホで行っていること TOP3「メール」「通話」「インターネット検索」
  • 女性シニアの半数以上がスマホで「メッセージアプリ」を利用
  • スマホでの「メッセージアプリ」利用率は46%、昨年調査から12ポイントアップ

全回答者(1,000名)に、日頃、スマートフォンで行っていることを聞いたところ、「メール」(67.8%)と「通話」(67.4%)が高く、「インターネット検索」(54.3%)、「ニュース閲覧」(51.8%)、「天気予報チェック」(48.6%)が続きました。

男女別にみると、「メッセージアプリ(LINEなど)」(男性41.0%、女性51.6%)は男性と比べて女性のほうが10.6ポイント高くなりました。女性シニアには、日頃、メッセージアプリで家族や友人とコミュニケーションを取っている人が多いようです。(図6)

(図6)

アンケート結果:日頃、スマートフォンで行っていることについて


昨年の調査結果と比較すると、日頃、スマートフォンでメッセージアプリ(LINEなど)を使っている人の割合は2019年34.5%→2020年46.3%と、11.8ポイント上昇しました。

男女別にみると、メッセージアプリを使っている人の割合は男性では9.8ポイント上昇(2019年31.2%→2020年41.0%)、女性では13.8ポイント上昇(2019年37.8%→2020年51.6%)しました。(図7)

(図7)

アンケート結果:日頃、スマートフォンでメッセージアプリ(LINEなど)を使っている人の割合について


  • シニアが好きな芸能人 男性回答1位「明石家さんまさん」、女性回答1位「嵐」
  • 今年、シニアの心に響いた歌 2位「マリーゴールド(あいみょん)」「糸(中島みゆき)」、1位は?

全回答者(1,000名)に、好きな芸能人を聞いたところ、1位「吉永小百合さん」、2位「明石家さんまさん」、3位「嵐」となりました。

男女別にみると、男性回答では1位「明石家さんまさん」、2位「吉永小百合さん」、3位「タモリさん」、女性回答では1位「嵐」、2位「木村拓哉さん」、3位「吉永小百合さん」「佐藤健さん」となりました。(図8)

(図8)

アンケート結果:好きな芸能人について


また、今年、心に響いた歌を聞いたところ、1位「パプリカ(Foorin)」、2位「マリーゴールド(あいみょん)」「糸(中島みゆき)」、4位「Lemon(米津玄師)」、5位「カイト(嵐)」「香水(瑛人)」「裸の心(あいみょん)」と、上位5位にはあいみょんさんの曲が2曲挙げられました。あいみょんさんのストレートな歌詞に心を打たれたというシニアは少なくないようです。

男女別にみると、1位に挙げられたのは男性回答では「パプリカ(Foorin)」「マリーゴールド(あいみょん)」、女性回答では「パプリカ(Foorin)」「糸(中島みゆき)」でした。(図9)

(図9)

アンケート結果:今年、心に響いた歌について



注:本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%とならない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n数を合計しても全体と一致しないことがございます。

調査概要

調査タイトル
シニアの生活意識調査2020年版

調査対象
ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の50歳~79歳の男女

調査期間
2020年8月3日~8月4日

調査方法
インターネット調査

調査地域
全国

有効回答数
1,000サンプル(有効回答から性別×年代区分が均等になるように抽出)
(内訳)男性500名:50代250名/60代・70代250名
    女性500名:50代250名/60代・70代250名

調査協力会社
ネットエイジア株式会社

報道関係の皆さまへ

本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、「ソニー生命調べ」と付記のうえご使用いただきますよう、お願い申し上げます。

会社概要

会社名 :ソニー生命保険株式会社
代表者名 :代表取締役社長 萩本 友男
設立 :1979(昭和54)年8月
所在地 :東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
業務内容 :生命保険業

※調査結果のPDF版はこちらからダウンロードしてください。

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