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ニュースリリース(2020年度)

47都道府県別 生活意識調査2020

2020年12月11日

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2020年10月29日~11月11日の14日間、全国の20歳~59歳の男女に対し、今年で6回目となる「47都道府県別 生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、4,700名(各都道府県100名)の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


調査結果 概要

アナリストのコメント
(ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 金融市場調査部 シニアアナリスト 石川 久美子)

シニアアナリスト 石川 久美子

今回の47都道府県別生活意識調査では、各県の自慢ポイントや県民性など、幅広い情報が集まりましたが、特に注目すべきは今年ならではの項目となった「コロナ禍による生活への影響」の部分でしょう。コロナ禍による疲労度合いや家計の打撃、人間関係の変化や「慣れ」の有無、来年に向けたマインドなどが質問項目となりましたが、この回答の内容に「県民性」の違いが出ました。「コロナ疲れを感じている(図65)」の上位の千葉(1位)や滋賀(4位)、宮城、東京(6位)は「来年は明るい一年になると思う(図71)」の問いに対しては比較的消極的な回答(それぞれ、42位、46位、37位、29位)となりました。それに対し、「コロナ疲れ」を感じている上位の兵庫(1位)、沖縄(3位)、大阪(4位)に関しては「来年は明るい一年になると思う」との回答割合も上位(それぞれ1位、4位、8位)を占めています。実は「来年は明るい」と見る・見ないの割合の高さと、コロナ疲れの程度、家計への影響度、人間関係の変化具合、新しい生活様式への慣れの程度などとの目立った関係性は観測されませんでした。この差は単純に、ネガティブな事案に対する「受け止め方の違い」が表れていると考えられます。来年を楽観的に見ている上位の静岡・兵庫・鹿児島・島根・沖縄は、本調査内の「自分は『楽天的』だと思う」においても上位にランキング(それぞれ、9位・3位・2位・13位・1位)されています。これらの県において元々県民性が良く出ていると言えそうです。なお、東京は「楽観的」と答えた回答割合は5位ですが、コロナに関して「来年は明るい」に対する回答割合は29位と振るわず。感染拡大が最も深刻視されている東京では、さすがに来年に対しても慎重な見方をする人が多いようです。東京が本来の楽天的な性質に戻れるような情勢になることを期待したいですね。

アンケート調査結果

  • 暮らしやすさ自慢No.1は「静岡県」「兵庫県」
  • “食べ物の美味しさ自慢”“お酒の美味しさ自慢” 「新潟県」が二冠

全国の20歳~59歳の男女4,700名(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で自慢できることを聞き、自慢できると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。

【暮らしやすさ自慢】のランキングをみると、1位「静岡県」「兵庫県」(同率50.0%)、3位「東京都」(46.0%)となりました。静岡県は前回調査の8位から、兵庫県は前回の15位から大幅にランクアップしました。(図1)

グルメについてのランキングをみると、【食べ物の美味しさ自慢】では、1位「新潟県」(65.0%)、2位「北海道」(61.0%)、3位「山形県」(59.0%)、【お酒の美味しさ自慢】では、1位「新潟県」(51.0%)、2位「高知県」(39.0%)、3位「鹿児島県」(35.0%)と、新潟県が二冠となりました。また、“酒どころ”新潟県は【お酒の美味しさ自慢】で5回連続1位となりました。(図2)(図3)

(図1)(図2)(図3)

アンケート結果:現在住んでいる都道府県で自慢できることについて


  • 自県の好きなご当地グルメ 北海道「ジンギスカン」、秋田県「きりたんぽ」、群馬県「焼きまんじゅう」、
    新潟県「イタリアン」、石川県「ハントンライス」、福井県「ソースカツ丼」、愛知県「味噌カツ」、
    鳥取県「牛骨ラーメン」、岡山県「ホルモンうどん」、山口県「瓦そば」、福岡県「博多ラーメン」

各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で好きなご当地グルメを聞いたところ、北海道では「ジンギスカン」、宮城県では「牛タン」、秋田県では「きりたんぽ」、群馬県では「焼きまんじゅう」、東京都では「もんじゃ焼き」、神奈川県では「シュウマイ」、新潟県では「イタリアン(※)」、富山県では「鱒寿司」、石川県では「ハントンライス」、福井県では「ソースカツ丼」、山梨県では「ほうとう」、愛知県では「味噌カツ」、大阪府では「たこ焼き」、兵庫県では「神戸牛」、鳥取県では「牛骨ラーメン」、岡山県では「ホルモンうどん」、広島県では「お好み焼き」、山口県では「瓦そば」、香川県では「讃岐うどん」、福岡県では「博多ラーメン」、宮崎県では「チキン南蛮」、沖縄県では「沖縄そば」といった回答が挙げられました。(図4)
(※)イタリア料理ではなく、新潟県独自の料理

(図4)

アンケート結果:好きなご当地グルメについて


  • “教育水準の高さ自慢”“子育てのしやすさ自慢” 「福井県」が二冠
  • 有名な出身者の多さ自慢 1位「沖縄県」

教育や子育てについてみると、【教育水準の高さ自慢】では、1位「福井県」(21.0%)、2位「秋田県」(18.0%)、3位「東京都」(17.0%)、【子育てのしやすさ自慢】では、1位「福井県」(34.0%)、2位「鳥取県」(28.0%)、3位「兵庫県」(26.0%)となりました。福井県は前回調査では【教育水準の高さ自慢】と【子育てのしやすさ自慢】で2位でしたが、今回はどちらも1位に順位を上げ、二冠となりました。教育力や子どもの学力の高さや、子育ての環境の良さを自負している人が多いのではないでしょうか。(図5)(図6)

【有名な出身者の多さ自慢】では、1位「沖縄県」(30.0%)、2位「福岡県」(22.0%)、3位「兵庫県」(18.0%)と、前回調査の1位「福岡県」と2位「沖縄県」の順位が入れ替わる結果となりました。(図7)

(図5)(図6)

アンケート結果:現在住んでいる都道府県で自慢できることについて


  • 自県の好きなご当地アイドル 青森県「RINGOMUSUME」、栃木県「とちおとめ25」、新潟県「Negicco」、
    三重県「煌めき☆アンフォレント」、大阪府「NMB48」、愛媛県「ひめキュンフルーツ缶」、福岡県「HKT48」

各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で活躍する好きなご当地アイドルを聞いたところ、「AKB48」(東京都)や「SKE48」(愛知県)、「NMB48」(大阪府)、「HKT48」(福岡県)といった秋元康さんプロデュースのアイドルグループ、中田ヤスタカさんプロデュースの「perfume」(広島県)のほか、「RINGOMUSUME」(青森県)、「いぎなり東北産」(宮城県)、「とちおとめ25」(栃木県)、「Negicco」(新潟県)、「ほくりくアイドル部」(石川県)、「煌めき☆アンフォレント」(三重県)、「Fun×Fam」(和歌山県)、「Yamakatsu」(山口県)、「ひめキュンフルーツ缶」(愛媛県)、「Chimo」(大分県)といった回答が挙げられました。(図8)

(図6)

アンケート結果:好きなご当地アイドルについて


  • 自県の好きなご当地アニメ 北海道「ゴールデンカムイ」、岩手県・宮城県「ハイキュー!!」、
    福島県「政宗ダテニクル」、茨城県「ガールズ&パンツァー」、群馬県「お前はまだグンマを知らない」、
    山梨県「ゆるキャン△」、岐阜県「君の名は。」、滋賀県「けいおん!」、鳥取県「Free!」、熊本県「夏目友人帳」

各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県が舞台となった好きなご当地アニメを聞いたところ、北海道では「ゴールデンカムイ」、岩手県と宮城県ではどちらも「ハイキュー!!」、福島県では「政宗ダテニクル」、茨城県では「ガールズ&パンツァー」、群馬県では「お前はまだグンマを知らない」、神奈川県では「スラムダンク」、福井県では「ちはやふる」、山梨県では「ゆるキャン△」、岐阜県では「君の名は。」、滋賀県では「けいおん!」、京都府では「響け!ユーフォニアム」、鳥取県では「Free!」、熊本県では「夏目友人帳」といった回答がみられました。(図9)

(図9)

アンケート結果:好きなご当地アニメについて


  • 自県の好きなご当地ゆるキャラ 北海道「テレビ父さん」「メロン熊」、群馬県「ぐんまちゃん」、
    千葉県「ふなっしー」、滋賀県「ひこにゃん」、奈良県「せんとくん」、熊本県「くまモン」

各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で活躍する好きなご当地ゆるキャラを聞いたところ、北海道では「テレビ父さん」「メロン熊」、群馬県では「ぐんまちゃん」、千葉県では「ふなっしー」、石川県では「ひゃくまんさん」、岐阜県では「ミナモ」、滋賀県では「ひこにゃん」、奈良県では「せんとくん」、鳥取県では「トリピー」、愛媛県では「みきゃん」、熊本県では「くまモン」といったキャラクターが挙げられました。(図10)

(図10)

アンケート結果:好きなご当地ゆるキャラについて


  • 美男美女の多さ自慢 1位「福岡県」
  • 方言のカワイさ自慢 2年連続1位「福岡県」

【美男美女の多さ自慢】では、1位「福岡県」(18.0%)、2位「秋田県」(17.0%)、3位「沖縄県」(13.0%)となりました。(図11)

また、【方言のカワイさ自慢】では、1位「福岡県」(25.0%)、2位「宮崎県」(17.0%)、3位「熊本県」「沖縄県」(同率16.0%)となりました。福岡県は前回調査に続き2年連続1位でした。(図12)

(図11)(図12)

アンケート結果:現在住んでいる都道府県で自慢できることについて


  • 自県の好きなご当地言葉 北海道「なまら」、岩手県「めんこい」、宮城県「だっちゃ」、秋田県「んだ」、
    山形県「おしょうしな」、福島県「さすけねぇ」、茨城県「だっぺ」、長野県「ずく」、愛知県「でら」、三重県「やん」、
    鳥取県・島根県「だんだん」、広島県「じゃけぇ」、山口県「ぶち」、福岡県「好いとーと」、佐賀県「がばい」、
    大分県「よだきい」、宮崎県「てげてげ」、鹿児島県「おやっとさぁ」、沖縄県「なんくるないさ」

各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で好きなご当地言葉を聞いたところ、「なまら」(北海道)や「めんこい」(岩手県)、「だっちゃ」(宮城県)、「んだ」(秋田県)、「おしょうしな」(山形県)、「さすけねぇ」(福島県)、「だっぺ」(茨城県)、「だんべ」(群馬県)、「だっけ」(新潟県)、「だら」(石川県)、「ずく」(長野県)、「だもんで」(静岡県)、「でら」(愛知県)、「やん」(三重県)、「おおきに」(京都府)、「なんでやねん」(大阪府)、「だんだん」(鳥取県・島根県)、「じゃけん」(岡山県)、「じゃけぇ」(広島県)、「ぶち」(山口県)、「ほなけん」(徳島県)、「まっこと」(高知県)、「好いとーと」(福岡県)、「がばい」(佐賀県)、「ばってん」(長崎県)、「よだきい」(大分県)、「てげてげ」(宮崎県)、「おやっとさぁ」(鹿児島県)、「なんくるないさ」(沖縄県)といった言葉が挙げられました。(図13)

(図13)

アンケート結果:好きなご当地言葉について


  • 隣県同士のライバル関係 「島根県がライバル」鳥取県民の71%、「鳥取県がライバル」島根県民の68%
  • “観光地”同士ライバル視? 「沖縄県がライバル」北海道民の37%、「北海道がライバル」沖縄県民の52%

全回答者(4,700名)に、【自県のライバルだと思う都道府県】を聞いたところ、「東京都」(3.6%)が最も高く、次いで、「大阪府」「福岡県」(同率2.9%)となりました。
東京都をライバル視している都道府県をみると、ライバル視率が最も高くなったのは「大阪府」(47.0%)で、以降、「神奈川県」(38.0%)、「千葉県」「京都府」(同率10.0%)が続きました。ライバル視している理由をみると、「大阪より都会だから」(大阪府・50代女性)や「大都市だから」(神奈川県・40代男性)といった、都市の規模や発展状況に関する回答が多く挙げられました。(図14)(図15)

隣県同士でライバル視しているケースをみると、【埼玉県と千葉県】では、埼玉県民の47.0%が「千葉県」をライバルと回答し、千葉県民の49.0%が「埼玉県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「よくテレビなどで比較されているから」(埼玉県・20代男性)、「東京の近郊で同じくらいの水準の県だと思うから」(千葉県・40代男性)といった回答が挙げられました。(図16)
【富山県と石川県】では、富山県民の59.0%が「石川県」をライバルと回答し、石川県民の42.0%が「富山県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「おしゃれな街があるから」(富山県・30代女性)、「隣県で特徴が似ているから」(石川県・20代女性)といった回答が挙げられました。(図17)

また、【山梨県と静岡県】では、山梨県民の44.0%が「静岡県」をライバルと回答し、静岡県民の38.0%が「山梨県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「富士山のある県としてよく比較されるから」(山梨県・30代男性)、「富士山がまたがっているから」(静岡県・40代女性)といった回答が多くみられました。富士山をめぐってライバル意識が生まれていることがうかがえる結果となりました。(図18)
【鳥取県と島根県】では、鳥取県民の71.0%が「島根県」をライバルと回答し、島根県民の68.0%が「鳥取県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「よく島根と鳥取を混同されるから」(鳥取県・30代女性)、「隣県でよく間違えられるから」(島根県・20代女性)といった回答が多くみられました。(図19)

【北海道と沖縄県】についてもみると、北海道民の37.0%が「沖縄県」をライバルと回答し、沖縄県民の52.0%が「北海道」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「観光地という点でライバルだから」(北海道・50代男性)、「観光地として人気があるから」(沖縄県・50代女性)といった回答が多く挙げられました。お互いに“観光地”という理由でライバル意識を持っているようです。(図20)

(図14)(図15)(図16)(図17)(図18)(図19)(図20)

アンケート結果:自県のライバルだと思う都道府県について


  • 自分は優しいと思う 1位「東京都」
  • 自分は地元好きだと思う 1位「沖縄県」
  • 自分は働き者だと思う 1位「香川県」
  • 自分は真面目だと思う 1位「熊本県」「大分県」

各都道府県の県民性を探るため、全回答者(4,700名)に、性格や特徴についての自己評価を聞き、自分自身の性格や特徴としてあてはまると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。
【自分は優しいと思う】では、1位「東京都」(28.0%)、2位「北海道」「神奈川県」「山梨県」「岡山県」「大分県」「宮崎県」(同率27.0%)となりました。(図21)
【自分は地元(自県)好きだと思う】では、1位「沖縄県」(26.0%)、2位「高知県」(23.0%)、3位「神奈川県」「福岡県」(同率22.0%)となりました。(図22)

【自分は働き者だと思う】では、1位「香川県」(19.0%)、2位「長野県」「兵庫県」「沖縄県」(同率18.0%)となりました。(図23)
【自分は真面目だと思う】では、1位「熊本県」「大分県」(同率39.0%)と、九州の2県が挙がりました。以降、3位「北海道」「京都府」「香川県」(同率37.0%)となりました。(図24)

(図21)(図22)(図23)(図24)

アンケート結果:各都道府県の県民性について


  • 自分は社交的だと思う 1位「福島県」「千葉県」、自分は人見知りだと思う 1位「石川県」
  • 自分は楽天的だと思う 1位「沖縄県」、自分は心配性だと思う 1位「北海道」

【自分は社交的だと思う】では、1位「福島県」「千葉県」(同率16.0%)、3位「静岡県」「沖縄県」(同率15.0%)となりました。また、【自分は人見知りだと思う】では、1位「石川県」(47.0%)、2位「沖縄県」(45.0%)、3位「群馬県」「東京都」(同率44.0%)となりました。(図25)(図26)

【自分は楽天的だと思う】では、1位「沖縄県」(30.0%)、2位「鹿児島県」(26.0%)、3位「大阪府」「兵庫県」(同率24.0%)となりました。また、【自分は心配性だと思う】では、1位「北海道」(42.0%)、2位「福島県」「茨城県」「徳島県」(同率41.0%)となりました。(図27)(図28)

(図25)(図26)(図27)(図28)

アンケート結果:各都道府県の県民性について


  • 自分は世話好きだと思う 1位「北海道」「長崎県」、自分は甘えん坊だと思う 1位「沖縄県」
  • 自分は素直だと思う 1位「宮崎県」、自分は正直者だと思う 1位「宮崎県」「沖縄県」

【自分は世話好きだと思う】では、1位「北海道」「長崎県」(同率21.0%)、3位「沖縄県」(20.0%)、【自分は甘えん坊だと思う】では、1位「沖縄県」(19.0%)、2位「兵庫県」(18.0%)、3位「茨城県」「石川県」「広島県」「熊本県」「鹿児島県」(同率16.0%)となりました。(図29)(図30)

【自分は素直だと思う】では、1位「宮崎県」(26.0%)、2位「広島県」(23.0%)、3位「北海道」「佐賀県」(同率22.0%)、【自分は正直者だと思う】では、1位「宮崎県」「沖縄県」(同率30.0%)、3位「北海道」(29.0%)となりました。(図31)(図32)

(図29)(図30)(図31)(図32)

アンケート結果:各都道府県の県民性について


  • 正直者を理想の結婚相手と考える“大阪男子”と相性が良いのは“北海道女子”
  • 世話好きな人を理想の結婚相手と考える“徳島男子”と相性が良いのは“長崎女子”
  • 働き者を理想の結婚相手と考える“沖縄女子”と相性が良いのは“長野男子”

各都道府県民の“理想の結婚相手”と“性格についての自己評価”をもとに、県民の相性について探りました。
理想の結婚相手を【嘘をつかない人/正直者】とした男性の割合は、1位「大阪府」(30.0%)、2位「東京都」(22.0%)、3位「新潟県」「佐賀県」「鹿児島県」「沖縄県」(同率20.0%)、自身の性格を【正直者】とした女性の割合は、1位「北海道」(36.0%)、2位「福島県」「宮崎県」(同率32.0%)となりました。“正直者”を理想の結婚相手と考える“大阪男子”と相性が良いのは“北海道女子”のようです。(図33)

理想の結婚相手を【働き者】とした女性の割合は、1位「沖縄県」(28.0%)、2位「山形県」(24.0%)、3位「福島県」「新潟県」(同率20.0%)、自身の性格を【働き者】とした男性の割合は、1位「長野県」(20.0%)、2位「北海道」「茨城県」「香川県」(同率16.0%)となりました。“働き者”を理想の結婚相手と考える“沖縄女子”と相性が良いのは“長野男子”のようです。(図35)

また、理想の結婚相手を【世話好きな人】とした男性の割合は、1位「徳島県」(14.0%)、2位「京都府」(12.0%)、3位「長崎県」(10.0%)、自身の性格を【世話好き】とした女性の割合は、1位「長崎県」(32.0%)、2位「新潟県」「鹿児島県」「沖縄県」(同率26.0%)となりました。“世話好きな人”を理想の結婚相手と考える“徳島男子”は“長崎女子”と相性が良さそうです。(図34)

また、理想の結婚相手を【真面目な人】とした女性の割合は、1位「埼玉県」(18.0%)、2位「和歌山県」「香川県」(同率16.0%)、自身の性格を【真面目】とした男性の割合は、1位「大分県」(42.0%)、2位「岐阜県」(38.0%)、3位「北海道」「広島県」(同率36.0%)となりました。“真面目な人”を理想の結婚相手と考える“埼玉女子”は“大分男子”と相性が良さそうです。(図36)

(図33)(図34)(図35)(図36)

アンケート結果:各都道府県の県民の相性にについて


  • 仲良し家族が多い 1位「鹿児島県」、友達親子が多い 1位「福岡県」
  • 家事メンが多い 1位「広島県」、イクメンが多い 1位「兵庫県」

全回答者(4,700名)に、家族の関係や状況について聞き、家族の関係や状況としてあてはまると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。
【家族の仲がいい】では、1位「鹿児島県」(76.0%)、2位「福井県」「兵庫県」(同率73.0%)、【友達親子である】では、1位「福岡県」(44.0%)、2位「岐阜県」(42.0%)、3位「福島県」(40.0%)となりました。(図37)(図38)

男性の家事・育児参加についてみると、【夫もよく家事に参加している】では、1位「広島県」(47.0%)、2位「兵庫県」(46.0%)、3位「福岡県」(45.0%)、【夫もよく子育てに参加している(いた)】では、1位「兵庫県」(49.0%)、2位「高知県」(45.0%)、3位「福岡県」(43.0%)となりました。兵庫県と福岡県はどちらのランキングでも上位3位に挙がっており、“家事メン”と“イクメン”ともに多いことがわかりました。(図39)(図40)

(図37)(図38)(図39)(図40)

アンケート結果:各都道府県の家族の関係や状況について


  • 家族を大切にしたい 1位「沖縄県」
  • 親の介護には積極的に携わりたい 1位「沖縄県」

【家族を大切にしたい】では、1位「沖縄県」(86.0%)、2位「東京都」「鹿児島県」(同率84.0%)となりました。(図41)

【親の介護には積極的に携わりたい】でも1位「沖縄県」(66.0%)となり、以降、2位「鹿児島県」(60.0%)、3位「茨城県」(58.0%)が続きました。(図42)

(図41)(図42)

アンケート結果:各都道府県の家族の関係や状況について


  • “倹約家”1位は「千葉県」「鹿児島県」、“浪費家”1位は「群馬県」「山梨県」
  • “マネー知識が豊富”1位は「東京都」
  • “家計管理が得意”1位は2年連続「福島県」

各都道府県民のマネータイプを探るため、全回答者(4,700名)に、マネー関連の意識や状況について聞き、マネー関連の意識や状況としてあてはまると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。

【自分は倹約家だと思う】では、1位「千葉県」「鹿児島県」(同率68.0%)、3位「和歌山県」「徳島県」「福岡県」(同率62.0%)、【自分は浪費家だと思う】では、1位「群馬県」「山梨県」(同率40.0%)、3位「北海道」「宮城県」「愛媛県」(同率38.0%)となりました。(図43)(図44)

【自分はマネー関連の知識が豊富だ】では、1位「東京都」(24.0%)、2位「福島県」(22.0%)、3位「兵庫県」「愛媛県」「高知県」(同率20.0%)となりました。また、【自分は家計管理が得意だ】では、1位「福島県」(36.0%)、2位「滋賀県」(34.0%)、3位「京都府」「佐賀県」(同率33.0%)となり、福島県が2年連続1位に挙がりました。福島県民には、上手に家計管理をできると自負している人が多いのではないでしょうか。(図45)(図46)

(図43)(図44)(図45)(図46)

アンケート結果:各都道府県のマネータイプについて


  • “ライフプラン作りが得意” 1位は「兵庫県」
  • “貯蓄上手” 1位は「鹿児島県」
  • 平均貯蓄額 1位「東京都」583.2万円、2位「京都府」551.7万円、3位「神奈川県」541.5万円
  • 1ヶ月のおこづかいの平均額 1位「東京都」35,650円、2位「大阪府」26,450円、3位「香川県」25,600円

【自分はライフプランを作るのが得意だ】では、1位「兵庫県」(27.0%)、2位「東京都」「滋賀県」「鹿児島県」(同率26.0%)、【自分は貯蓄上手だと思う】では、1位「鹿児島県」(38.0%)、2位「滋賀県」(37.0%)、3位「奈良県」(36.0%)と、滋賀県と鹿児島県はいずれのランキングでも上位2位に挙がりました。滋賀県民と鹿児島県民には、“ライフプラン作り上手”“貯蓄上手”を自負している人が多いことがわかりました。(図47)(図48)

貯蓄額とおこづかい額についてみると、現在の貯蓄額の平均は、1位「東京都」(583.2万円)、2位「京都府」(551.7万円)、3位「神奈川県」(541.5万円)となりました。(図49)
また、1ヶ月のおこづかい額の平均は、こちらも1位「東京都」(35,650円)、2位「大阪府」(26,450円)、3位「香川県」(25,600円)となりました。(図50)

(図47)(図48)(図49)(図50)

アンケート結果:各都道府県のマネータイプについて


  • 食事にお金をかけたい 1位は2年連続「石川県」
  • 健康にお金をかけたい 1位「大分県」
  • 美容・化粧品にお金をかけたい 1位「宮崎県」、衣類・ファッションにお金をかけたい 1位「新潟県」

各都道府県民の生活費に関する意識を探るため、全回答者(4,700名)に、“できるだけお金をかけたい”と思うものを聞き、お金をかけたいと回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。

【食事にお金をかけたい】では、1位「石川県」(40.0%)、2位「兵庫県」(37.0%)、3位「新潟県」「京都府」(同率36.0%)と、石川県は前回調査に続き2年連続1位に挙がりました。(図51)
【健康にお金をかけたい】では、1位「大分県」(32.0%)、2位「千葉県」(30.0%)、3位「埼玉県」(28.0%)となりました。(図52)

【美容・化粧品にお金をかけたい】では、1位「宮崎県」(20.0%)、2位「東京都」「岡山県」(同率19.0%)、【衣類・ファッションにお金をかけたい】では、1位「新潟県」(20.0%)、2位「島根県」「広島県」(同率19.0%)となりました。(図53)(図54)

(図51)(図52)(図53)(図54)

アンケート結果:各都道府県の生活費について


  • 自動車にお金をかけたい 1位「福島県」「兵庫県」
  • 住宅にお金をかけたい 1位「大阪府」「岡山県」
  • 旅行にお金をかけたい 1位「東京都」
  • ゲーム・ホビーにお金をかけたい 1位「宮崎県」

【自動車にお金をかけたい】では、1位「福島県」「兵庫県」(同率15.0%)、3位「茨城県」「福井県」「岐阜県」「香川県」「愛媛県」「佐賀県」(同率13.0%)、【住宅にお金をかけたい】では、1位「大阪府」「岡山県」(同率18.0%)、3位「高知県」(16.0%)となりました。(図55)(図56)

また、【旅行にお金をかけたい】では、1位「東京都」(47.0%)、2位「新潟県」(43.0%)、3位「大阪府」(40.0%)、【ゲーム・ホビーにお金をかけたい】では、1位「宮崎県」(16.0%)、2位「宮城県」「奈良県」「広島県」(同率14.0%)となりました。(図57)(図58)

(図55)(図56)(図57)(図58)

アンケート結果:各都道府県の生活費について


  • 教育にお金をかけたい 1位「兵庫県」
  • 家族との時間にお金をかけたい 1位「福井県」「大阪府」
  • 友人との交際にお金をかけたい 1位「兵庫県」「佐賀県」、恋愛にお金をかけたい 1位「埼玉県」

【教育にお金をかけたい】では、1位「兵庫県」(18.0%)、2位「山形県」「福島県」「神奈川県」「高知県」「沖縄県」(同率17.0%)となりました。(図59)
【家族との時間にお金をかけたい】では、1位「福井県」「大阪府」(同率34.0%)、3位「新潟県」「沖縄県」(同率33.0%)となりました。(図60)

【友人との交際にお金をかけたい】では、1位「兵庫県」「佐賀県」(同率16.0%)、3位「千葉県」「沖縄県」(同率15.0%)、【恋愛にお金をかけたい】では、1位「埼玉県」(10.0%)、2位「栃木県」(9.0%)、3位「島根県」(8.0%)となりました。(図61)(図62)

(図59)(図60)(図61)(図62)

アンケート結果:各都道府県の生活費について


  • Go To トラベル利用率 1位「東京都」2位「神奈川県」
  • Go To イート利用率 1位「東京都」2位「奈良県」

続いて、Go To キャンペーンの利用状況を聞き、“Go To トラベル”と“Go To イート”の利用率から都道府県ランキングを作成しました。
【Go To トラベルを利用した】では、1位「東京都」(35.0%)、2位「神奈川県」(34.0%)、3位「岩手県」「静岡県」「愛知県」(同率33.0%)、【Go To イートを利用した】でも1位「東京都」(39.0%)となり、以降、2位「奈良県」(29.0%)、3位「滋賀県」(28.0%)が続きました。東京都民には、Go To キャンペーンを活用して旅行や外食を楽しんだという人が多いようです。(図63)(図64)

(図59)(図60)(図61)(図62)

アンケート結果:各都道府県のGo To キャンペーンの利用状況について


  • コロナ疲れを感じている 1位「千葉県」「兵庫県」
  • コロナ禍で家計が悪化した 1位「栃木県」
  • コロナ禍で近所づきあいが希薄になった 1位「岐阜県」
  • コロナ禍で友人づきあいが希薄になった 1位「新潟県」

各都道府県民が直面しているコロナ禍の実態を探るため、全回答者(4,700名)に、“コロナ禍による生活への影響”について聞き、自身にあてはまると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。
【コロナ疲れを感じている】では、1位「千葉県」「兵庫県」(同率70.0%)、3位「沖縄県」(69.0%)、【コロナ禍で家計は大打撃を受けた】では、1位「栃木県」(50.0%)、2位「愛知県」(49.0%)、3位「神奈川県」(47.0%)となりました。(図65)(図66)

コロナ禍による人間関係への影響をみると、【コロナ禍で近所づきあいが希薄になった】では、1位「岐阜県」(38.0%)、2位「千葉県」(37.0%)、3位「栃木県」「佐賀県」(同率36.0%)、【コロナ禍で友人づきあいが希薄になった】では、1位「新潟県」(60.0%)、2位「東京都」「山梨県」「滋賀県」(同率58.0%)となりました。(図67)(図68)

(図65)(図66)(図67)(図68)

アンケート結果:各都道府県のコロナ禍による生活への影響について


  • “新しい生活様式”に慣れてきた 1位「東京都」
  • コロナ禍で家族の絆が強くなった 1位「千葉県」「鹿児島県」
  • 来年に対し明るい展望を持っている 1位「静岡県」「兵庫県」

【コロナ禍における新しい生活様式に慣れてきた】では、1位「東京都」(85.0%)、2位「新潟県」(82.0%)、3位「福井県」(80.0%)となりました。東京都民には、感染症拡大防止を意識した生活スタイルで過ごすことができるようになったと感じている人が多いのではないでしょうか。(図69)
【コロナ禍で家族の絆は強くなった】では、1位「千葉県」「鹿児島県」(同率52.0%)、3位「大阪府」(50.0%)となりました。コロナ禍による影響を受けて家族の結束が強くなったという人が、千葉県民や鹿児島県民には多いようです。 (図70)
来年の展望について、【来年は明るい一年になると思う】では、1位「静岡県」「兵庫県」(同率47.0%)、3位「鹿児島県」(46.0%)となりました。(図71)

(図69)(図70)(図71)

アンケート結果:各都道府県のコロナ禍による生活への影響について



注:本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%とならない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n数を合計しても全体と一致しないことがございます。

調査概要

調査タイトル
47都道府県別 生活意識調査2020

調査対象
ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の20歳~59歳の男女

調査期間
2020年10月29日~11月11日

調査方法
インターネット調査

調査地域
全国

有効回答数
4,700サンプル(有効回答から各都道府県100名になるように抽出)

調査協力会社
ネットエイジア株式会社

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会社概要

会社名 :ソニー生命保険株式会社
代表者名 :代表取締役社長 萩本 友男
設立 :1979(昭和54)年8月
所在地 :東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
業務内容 :生命保険業

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