常に相手と同じ目線に立つ
指導員チーフでありたい

T.S. 2019年入社
前職：ドラッグストア

現在は指導員チーフというポジションで、お休みなどの理由で通常勤務に入れなくなった指導員の代理や、年次の浅い指導員へのフォローなどを担当しています。加えて、メンバーの仕事ぶりに対する評価の業務も受け持つ立場です。
現場に代理で入ると、普段文章で読む報告からはうかがい知れない様子がわかることがあります。それは私個人にとってより深いメンバー理解になりますし、その内容を担当指導員に伝えることで、新たな気づきに繋げてくれることも多いです。
同僚が向き合っていることを同じ目線で見たうえで、必要なだけのアドバイスをするように心がけています。

指導員になる前は、東京都内のドラッグストアで店長をしていました。当時の私にとってのやりがいは、パート・アルバイトスタッフの指導や育成でした。ところが当社の指導員の仕事は、メンバーを「手取り足取り教えて育てる」イメージとは異なります。当初はそんな自分の意欲が空回りしてしまい、少々“スランプ”と感じるときもありました。
そこで私が取りくんだのが、自ら志願して指導員をいったん離れ、メンバーの1人として清掃の業務に入ること。メンバーの立場から“あるべき指導員”の姿を考えることで、指導員に戻った後の仕事もうまく進むようになりました。

私から見てソニー生命ビジネスパートナーズは、明るくてオープンな職場だなと感じます。多くのメンバーは時に笑顔も見せつつ楽しそうに日々の仕事にあたっていますし、指導員と話をすると「こんな風に考えて仕事をしているんだ」と、その熱意に驚かされることもあります。穏やかながらも、良い雰囲気だと思いますね。

もし当社で指導員の仕事を始めるなら、まずは「素直さ」が一番大切です。特に中途入社の方にとっては、職歴や経験を活かさなければと考えてしまうものですが、いっそ自分をリセットするくらいの気持ちで大丈夫。実務面は入社後、私たちが最初から教えていきますので、あまり身構え過ぎず門を叩いていただければありがたいです。

交通業界から指導員へ
メンバーたちと
1日1日の目標を確実に

M.A. 2022年入社
前職：バス会社

前職は、関東のバス会社で車両の運行管理の仕事をしていました。10年以上勤め、仕事に不満はなかったのですが、自宅の引越しで通勤時間が大幅に増えてしまい、転職を考えることに。「転職をするなら、全く新しい仕事に挑戦してみたい」と思っていたところ、転職エージェントに紹介されたのが指導員でした。仕事の様子を見守るという点で運行管理とも似ているかなと感じたことや、前職の事務所に来ていただいていた清掃員の方が障がい者手帳をお持ちで、何となくですがイメージが湧いたことが決め手となりました。

入社から3年が経ち、現在は朝に清掃、昼に事務代行の指導員といった形で1日に2種類の業務をみています。通常はどちらか一方を担当する形なのですが、日々仕事をするうち「業務を幅広く理解している指導員」が目標となり、上長と相談のうえ両方に入れてもらうようになりました。時にイレギュラーなことが起きても、自分で判断せず上長に相談し指示を仰ぐことができる環境なので、安心して自分の仕事ができています。

私が指導員を始めて最も驚いたのが、メンバーの皆さんについてです。入社後、最初はメンバーにまじって同じ業務を行うのですが、正直な話「自分が一番出来ていない」と思ったほど。PCの入力業務ひとつとっても、ミスが一番多かったのは自分でした。日常会話でも、障がいを抱えていると言われなければ気がつかないほど、自然な受け答えの方ばかり。入社前「うまく接することができるか」と少し身構えていましたが、その心配は不要でした。そんなメンバーたちと一緒に１日１日作業に取り組み、その日の目標を無事達成できたときが私にとってのやりがいです。教えた内容をメンバーたちがきっちり実践してくれ、最後に滞りない納品報告ができると、指導員としてやはり嬉しいです。

採用選考は相互選択の場

Y.Y.
管理部管理課 課長

この度は当社の指導員の採用WEBページをご覧いただき、ありがとうございます。

事業を運営するにあたり、私達がとても大切にしている考え方があります。それは「障がい者に手を差し伸べる」のではなく、「社員の自立・自律を促す」会社でありたいということ。学校や職業訓練所ではなく一企業であるため、障がいを抱えていたとしても過度な対応はしません。そのうえで、メンバーが社会において自立・自律することが何よりも大事なことだと考えています。

だからこそ、働く日々の環境を整え、仕事の品質を支え、メンバーの力を信じて粛々と業務に向き合う指導員は当社にとって欠かせない存在です。

そして、採用選考の場は企業側が一方的に判断するのではなく、「相互選択」の場だと考えています。ですから、当社の採用面接は時間をかけて双方向でのコミュニケーションを重ね、お互いの理解を深めていきます。

障がいではなく、仕事の品質に向き合う。そんなソニー生命ビジネスパートナーズの「指導員」という仕事にもしも興味を持っていただけるのであれば、一度お会いできることを楽しみにしております。