ソニー生命保険

プロフェッショナル魂 (第4回)

ソニー生命で働く「人」にスポットをあて、仕事にかける“思い”などについて語ってもらう連載企画「プロフェッショナル魂」。
今回は大阪ライフプランナーセンター第6支社の佐々木良子(よしこ)が登場。女性第1号のエグゼクティブ ライフプランナーとして活躍すると同時に、女性だけの研修会「女志会」を立ち上げ、後進の育成にも力を注ぐ毎日です。

母親目線でアドバイスする「女性ライフプランナー」

佐々木さんは女性初のエグゼクティブ ライフプランナーですが、プロフェッショナルとしての仕事の心構えを教えてください。

佐々木 : とくにエグゼクティブ ライフプランナーだからと意識することはありませんが、私がこの仕事のプロとして心がけていることは二つありますね。

一つはお客さまに安心していただける提案をするための勉強を欠かさないこと。社会保障制度を勉強したり、外部の研修に参加したりということです。二つ目はお客さまには「ご契約いただいた後もいつも見守っていますよ」というメッセージを発信し続けること。

お客さまの誕生日には、「何かご家族に変わったことはないですか?」「困ったことはないですか?」と書いたハガキと、小さなプレゼントをいっしょに送っているんです。そうすれば、お客さまも気軽に「聞いてみよう」と思ってくださるかなと。実際にご返信いただいたハガキから、ライフプランニングの見直しをさせていただくこともよくありますね。

私は「世帯主」として子ども2人を育ててきた母であるせいか、「家計に対する保険料」の意識が強いです。母親の視点ですよね。必要以上に保険料を払いすぎていないかとか、生活費の使い方に無駄がないかも、ライフプランニングをしながら一緒に検証します。ご契約後にお子さまをご出産されたり、おうちを購入される際に、どのように資金を準備するかなどのご相談をいただくこともあります。

また、事業保険では、社員の方々が安心して働けるような事業保障や退職金を準備していただきたいと思っています。「ご契約いただくだけが仕事じゃない。その会社が成長していただくことも大事」と考えているので、お客さま同士を紹介させていただいたり、いつも何かお役に立てることがないかということを考えています。

たとえば、お客さまの会社で年越しそばを1,000食近く作られるのですが、そのうち私が300食ぐらい協力しているのですよ(笑)。ソニー生命の仲間が買ってくれるのです。

実はこの会社は非鉄金属販売の会社なのですが、会長の長年の夢は、念願の食品部門を成功させること。小さなお手伝いですが、私もその夢をかなえるサポートをしたいと思います。

数少ない女性ライフプランナー同士の「横のつながり」を作りたい

「女志会」ではどんな活動をしているのですか?

佐々木: 「女志会」というのは、女性ライフプランナーを対象に設立した会で、年に1回、東京で研修会を開催しています。今年で3年目ですが、これまで「お客さまに信頼される洋服の着こなし方」「女性マーケット開拓」など女性ならではのテーマについて話し合ったりします。

前回は寺子屋形式でテーブルを分けて、「子育て」「マーケット」「ワークライフバランス」など、自分の悩みのテーマに参加してもらい、相談やディスカッションをしたのが好評でした。

そもそも私がソニー生命に入った12年前は、女性ライフプランナーは全国で3名ほどしかいなく、男性のなかにポツリといる感じでした。私はなかなか周囲に打ち解けられず、少なからず孤独感を持っていました。しかも入社半年後に両親が倒れ、介護しながら子育てと仕事を両立させるため、持ち前の負けん気で孤軍奮闘する毎日でした。

3年ぐらいたつと、周りの目も変わってきて応援してくれるようになりました。そんなときに出会った同じ支社でエグゼクティブ ライフプランナーの渡邉さんには、いつも的確なアドバイスをしてもらいました。いまも、ソニー生命で仕事をするうえで、基盤となっています。そして、彼は親友です。こういう存在が一人いるだけで、女性は男性の中でも安心して自分の力を伸ばせると思うんですね。

だから私は女性のライフプランナーに「一人で悩まないで」という思いと、「女性ライフプランナーの横のつながりを作りたい」という思いから、「女志会」を設立しました。そんな経緯でできた「女志会」は、初年度は28名でスタートし、現在全国の女性ライフプランナーは50名を超えるまでになりました。

両親の介護の経験が仕事に活かされている

2人の介護をしながら、ライフプランナーの仕事を続けられた理由は?

佐々木 :両親の介護が始まったのは私が50歳のとき。家庭の事情もあり、私が仕事を辞めて24時間つきっきりの介護をするという選択肢はありませんでした。最終的に両親には施設に入所してもらいました。そのことに罪悪感があった私に、施設長が「これからの介護は一人で背負うものではありませんよ。しんどいことは我々がしますから、ご両親の具合のいいときはここに来て、楽しい時間を過ごしてください」と言ってくださったんです。とても嬉しかったですね。「だったら私は仕事をがんばらなきゃ」と気持ちを切り替えました。

この経験は今でも自分の糧となっていて、お客さまに老後の資金や介護保険の説明をするときにお話ししています。

大切なお客さまをお守りするために

佐々木さんが考えるプロフェッショナルとは?

佐々木 : ライフプランナーという仕事でいえば、お客さまに安心していただける人間であること。そして、ご提案させていただく内容が安心していただけるものであること。それと、ご契約いただいた後のお客さまの長い人生に寄り添い、ずっとサポートしていくこと。

ソニー生命では、ご契約を他のライフプランナーと共同で担当し、次世代のライフプランナーを育てていく制度がありますので、「お客さまを生涯守り続けること」を目指して、それらの制度をぜひ活用していきたいと思っています。

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同じ支社でエグゼクティブ ライフプランナーの渡邉さんとともに。親友でもあり、よきアドバイザーでもあります。

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お客さまの誕生日に小さなプレゼントとレターを送ります。定期的なコミュニケーションを通じて、お客さまの長い人生に寄り添います。

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大阪城・天守閣。豊臣家と徳川家による戦国時代最後の大合戦 「大坂の陣」から400年。大阪はいまも活気にあふれています!

 

 

※文中の所属、役職等の情報は2014年7月2日時点のものです。

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