ソニー生命保険

プロフェッショナル魂 (第5回)

ソニー生命で働く「人」にスポットをあて、仕事にかける“思い”などについて語ってもらう連載企画「プロフェッショナル魂」。
今回は広域営業部広域第2営業所の河野章が登場。パートナー(代理店)を通してお客さまに保険商品を届ける「サポーター」としての仕事のやりがいと魅力を語ります。

保険の「納品」から始まったサポーターの仕事

サポーターはどんな仕事をするのですか?

河野 : ソニー生命には約2,000店のパートナー(代理店)がいます。お客さまへ保険商品を「直接」お届けするのはパートナーですが、そのパートナーの悩みや課題に一緒に取り組んでいくのがサポーターの仕事です。会社とパートナーの「架け橋」となる役割だと思いますね。今は、毎日4~5店舗を訪問し、さまざまな案件相談やスタッフ研修などでパートナー業務を支えています。

11年前に入社して約6年間は、東北営業所で東北5県を担当していました。当初は、死亡保険金のお支払い業務を対応することが多く、いわゆる「保険の納品」からのスタートでしたね。

当社には保険金支払の手続を簡略化し、お客さまが即日一定額の保険金を受け取れる「保険金クイックサービス」という手続があります。このサービスを使って死亡保険金の支払をしたことがありました。パートナーのお客さまが交通事故で亡くなったときのことです。5人が死亡するという大事故だったため、パートナーは事故をテレビのニュースで知ったとのこと。「遺族とはまだ連絡がとれていないが、葬儀のこともあると思うので、できるだけ早く保険金をお支払いできるように準備したい」とおっしゃいました。

私は、「保険金クイックサービス」を取り扱うのはその時が初めてで、しかも金曜日の午後のことだったので慌てました。急いで本社に電話して手続を確認。支払の査定は無事通るのか、締切の時間に間に合うのか、私もドキドキしましたが、約束の週明けの月曜日の締切時間までに必要書類をそろえて提出できたので、なんとかその日のうちに死亡保険金のお支払いができました。

パートナーは、突然の出来事で気が動転されているお客さまにご説明し、手続をしてもらわなくてはいけません。不安もあったと思います。そのような状況のなかで、しっかりとお客さまやパートナーを支えていくことがサポーターの使命だと考えています。 後日パートナーより、遺された奥さまから「とても助かりました」という感謝の言葉をいただいたということを聞き、お役に立ててよかったと思いました。

万が一のときに、パートナーはお客さまに寄り添いながら、やるべき手続を粛々と行うことで、お客さまのお役に立つことができる。そんなパートナーを支え、傍らで私たちサポーターが伴走していることに大きな責任とやりがいを感じます。

大雪のため4日間、山梨で立ち往生

最近の仕事で印象に残っていることは何ですか?

河野 : 私は今年の3月まで立川にある営業所にいたのですが、担当エリアである長野県の松本からの帰り道で、大雪のため4日間、山梨で足止めされてしまいました。忘れもしない2月14日の金曜日、バレンタインデーです。

諏訪インターで通行止めになり、国道を走りましたが韮崎で動けなくなり車中泊。その夜は、パートナーの方にいただいた「義理チョコ」で、飢えをしのぐことができて、本当にありがたかったですね(笑)。ニュースにもなりましたが、山梨は陸の孤島状態。峠も閉鎖されてしまい、出られなくなりました。次の日は韮崎の公民館で、配布された毛布にくるまり宿泊。その翌日は奇跡的に近くのホテルが取れました。スーパーやコンビニエンスストアには食べ物は何も売っていませんでしたが、近くのラーメン屋さんが無料で食事を提供してくれて、人のあたたかさにふれました。

しかもホテルの近くには、たまたま担当しているパートナーの事務所があり、一日中、雪かきのお手伝いをしました。結局、戻ってきたのは、2月18日の午前中で、社内では「河野が山梨で閉じ込められている」と心配をかけていたようです。私もいつ戻れるかわからなかったので、開き直って一緒に雪かきを楽しんでいましたね(笑)。

保険の流通が変わってきたことを実感

都心の営業になって、今までと違うことはありますか?

河野 : 4月から都心に移り、首都圏の大手広域代理店の来店型店舗を担当していますが、来店型店舗では、新しい層の方のご加入も増えていると思います。

たとえば、最近はとくに外国人の方の申込がとても多いなと感じますね。今まで保険には関心があっても、外国人の方はどこに行って、誰に相談したらよいのかわからなかったのかもしれません。外国人のお客さまだけでなく、来店型店舗は駅前など便利なところにあり、気軽に利用することができます。保険の流通の仕組も変わってきていて、大きな変革の時期を迎えていることを実感しますね。

「パートナー」には特別の響きがある

仕事のエネルギーの源はなんですか?

河野 : パートナーと一緒になってお客さまと向き合う「一体感」だと思いますね。ソニー生命では代理店のことを「パートナー」と呼びますが、代理店の方からは「パートナーということは、同じ目線で仕事をしていると感じるからうれしい。特別な響きがある」と言われます。

また、「ソニー生命と一緒にお客さまを守り、ビジネスをしていくのだから、ソニー生命にも成長していってもらいたい。だから、我々もソニー生命を盛りたてて、支えていきたい」と言われたこともあります。そんな思いのあるパートナーに出逢うと、思わず襟を正す気持ちになります。

我々サポーターはパートナーを通してお客さまに最適な保障とサービスを届ける間接営業ですが、こんなうれしいパートナーの言葉があるから、一緒にがんばっていきたいと思うし、自分の仕事のエネルギーになっていると感じます。

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新宿野村ビルにある広域第2営業所での一枚。広域営業部の営業部長 竹波(左)、広域第2営業所の営業所長 吉岡(右)とともに。

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生命保険の本質や営業に携わる者の役割などを記している『Partner’s Bible』。パートナーはPartner’s Mission.を胸に、お客さまとの「遠い約束」を果たしていきます。

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東京や神奈川など、広域のエリアを担当しています。活動エリアのひとつでもある、錦糸町から見る東京スカイツリーの風景。

 

 

※文中の所属、役職等の情報は2014年7月31日時点のものです。

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