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主婦(主夫)がiDeCo(イデコ)に加入するメリット・デメリットを解説

「主婦(主夫)なので収入はないけど、iDeCoに加入した方がお得なの?」
「主婦(主夫)だから公的年金しかない。自分名義の退職金(老後資金)を確保したい!」

本記事では上記のようなお悩みを解決します。

2022年度の公的年金支給額は0.4%の引き下げとなりました。そういった状況の中、iDeCoを含む「私的年金」が注目されています。

日本政府は、自助努力による資産形成を促す観点から、2017年1月から専業主婦(主夫)の方もiDeCoに加入できるようにしました。

本記事を読むことで、主婦(主夫)がiDeCoをするときのメリットや注意点を理解することができます。ぜひ、本記事を読んで、ご自身に最適な資産形成を検討してみてください。

主婦(主夫)がiDeCo(イデコ)に加入するメリット

主婦(主夫)がiDeCoに加入するメリットは、大きく下記の2点です。

  • 60歳以降の資金として貯蓄(自分名義の退職金/年金の確保)
  • 税制上の優遇措置

iDeCoの利用を検討されている主婦(主夫)の方、特にこれから資産運用を始めようという方にとって、メリットを正しく理解することは重要です。順番に解説します。

自分名義の退職金・年金が形成できる

1つ目のメリットは、自分名義の退職金・年金が形成できる点です。厚生年金や退職金が無い専業主婦(主夫)の方にとって、自分名義の資産となるiDeCoの存在は大きいです。

iDeCoの場合、運用管理機関(金融機関)が提供している運用商品の中から、運用方針に沿うものを自分自身で選択する必要があります。「自分で拠出」して、「自分で運用」して、最後は「自分で退職金・年金として受け取る」、まさに自分のための自分年金といえます。

受取時に税制優遇が受けられる

2つ目のメリットは、受取時に税制優遇が受けられることです。専業主婦(主夫)には収入がないため、所得控除の恩恵は受けられません。

一方で、運用益は非課税となるメリットがあり、受取時の税制優遇は受けられる可能性が高いです。なぜなら、専業主婦(主夫)は退職金を受け取らないので、退職金控除1,500万円が満額利用できる可能性が大きいためです。

専業主婦(主夫)のiDeCoの税制上の優遇をまとめると下記の表のとおりとなります。

項目 対象適否
掛金が全額所得控除となる ×(対象外)
運用益が非課税となる 〇(対象)
受取時に税制優遇が受けられる 〇(対象)

主婦(主夫)がiDeCo(イデコ)に加入するデメリット

主婦(主夫)がiDeCoへ加入するメリットは大きいですが、念のためデメリットも理解しておきましょう。主婦(主夫)がiDeCoに加入するデメリットは、大きく分けて下記の2つです。

  • 収入がない場合、所得控除の恩恵を受けられない
  • 家計の負担が大きくなる

後述のNISAとの比較の際でもポイントとなりますので、しっかりと確認しておきましょう。それぞれ順番に解説します。

収入がない場合、所得控除の恩恵を受けられない

iDeCoへ加入する大きなメリットとして、「掛金が全額所得控除」となる点が挙げられます。しかし、所得がない場合は、その恩恵を受けることができません。

税制優遇で控除されるのは所得税や住民税なので、収入が一定以下、または無収入だと控除される税金がないためです。

ただ、デメリットとして挙げているものの、マイナスになるものではなく、プラスを受けられないといった類のものであるため、人によってはそれほどシビアにならなくても問題ないポイントになります。

家計への負担が大きくなる

デメリットの2つ目は、配偶者の収入からiDeCoを拠出する場合、家計への負担が大きくなってしまうことです。iDeCoで拠出した掛金は、60歳までは原則引き出せないため、子どもの教育資金形成や、家や車のローンの返済などに影響が及ばないように計画する必要があります。

iDeCoや教育資金、ローン返済等の金額をあらかじめ確保し、無理のない掛金を設定することが重要です。掛金拠出の休止、再開はいつでも可能で、1年に1回は掛金の額を変更できますので、支出の予定とあわせて上手にiDeCoを取り入れてみることをおすすめします。

主婦(主夫)はiDeCo(イデコ)とNISAどちらがおすすめ?

初心者向けの資産形成方法としてNISAがあります。NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。

NISAでは毎年の非課税投資枠が設定され、株式投資信託・上場株式等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。たとえば株式投資信託に投資した場合、「値上がり益」と「普通分配金」が非課税になります。

ここでは、主婦(主夫)にとって、iDeCoとNISAのどちらがおすすめか、考察します。

iDeCo(イデコ)がおすすめな人

自分名義の老後資金・退職金を形成したいなら、受取時に税制優遇が受けられるiDeCoがおすすめといえるでしょう。退職金としてiDeCoを受け取る場合、主婦(主夫)の方は、企業年金など他の退職金を受給していない事が多く、退職金控除を丸ごと利用できる可能性が高いです。

退職金控除の金額(非課税枠)は下記のとおりです。

  • 掛金を払い込んだ期間が20年まで:年間40万円
    たとえば、掛金を払い込んだ期間が20年間だと、
    退職所得控除額は20年×40万円=計800万
  • 掛金を払い込んだ期間が20年を超える:年間70万円
    たとえば、掛金を払い込んだ期間が30年間だと800万円(20年間分)に、
    さらに10年×70万円=700万円を加えて計1500万円

老後資金以外に大きな心配がない方は、60歳まで引き出せないiDeCoをあえて選択するのもおすすめです。

NISA(ニーサ)がおすすめな人

60歳前にいつでも売却し、現金として引き出したいのならNISAがおすすめです。iDeCoの最大のデメリットは60歳まで引き出せないことですが、NISAであればいつでも引き出し可能です。

NISAには一般NISAとつみたてNISAの2種類があります。毎年120万円の非課税投資枠を上限とし最長5年間、最大600万円までの投資から得た利益が非課税となるのが一般NISA、一方で、毎年40万円の非課税投資枠を上限とし最長20年間、最大800万円までの投資から得た利益が非課税となるのが、つみたてNISAです。

まとまった資金を一括で運用したい人には一般NISAがよいでしょう。長期的な運用を見据えて計画的に老後資金を貯めたい人には、つみたてNISAがおすすめです。ただし、一般NISAとつみたてNISAの併用はできず、どちらかを選ぶことになります。

iDeCo(イデコ)とNISAの併用がおすすめな人

iDeCoとNISAにはそれぞれメリット・デメリットがあるので、両方の良い面を活かし併用することがおすすめです。特に下記のような方は、併用を検討する価値が充分あるでしょう。

  • それぞれの税制上の優遇措置を存分に活かしたい人
  • 余剰資金があり、複数の運用先を検討している人

iDeCoとNISAは税制上の優遇措置があり、共に資産形成の王道といえます。ただし、どちらの制度にも非課税枠に上限がありますので、片方では充分といえないケースもあるでしょう。その場合は、2つを上手に活用することをおすすめします。

主婦(主夫)がiDeCo(イデコ)に加入するメリットはある

主婦(主夫)の方で配偶者の扶養に入っている場合、一般的には所得税・住民税を直接払い込んでいないので、所得控除の恩恵が受けられません。

しかし、運用益が非課税になることに加え、受取時に退職所得控除が全額利用できる可能性が極めて高いのが魅力です。iDeCoを活用すれば、専業主婦(主夫)も自分名義の退職金(老後資金)を準備できるので、ぜひ積極的に利用してみてはいかがでしょうか。

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ソニー生命では、「個人型DC(iDeCo)」を取り扱っており、加入手続の方法から、掛金設定・運用までサポートします。

生命保険・金融のプロフェッショナルであるライフプランナーが、1対1で徹底的にサポートするので、一人で進めるのが不安という方にもおすすめです。

iDeCoや老後資金、家計・保険について少しでも悩みがある方は、まずは無料相談をお申し込みください。

オンライン・直接対面どちらでもご相談を承っております。

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当資料は、2022年6月現在の情報に基づき作成しております。制度・税制は将来変更されることがありますので、ご注意ください。また個別の税務に関する取扱いについては、税理士または所轄の税務署にご確認ください。

SL22-7271-0059

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