トップメッセージ
当社は、ソニー創業者の一人、盛田昭夫による「ひとのやらないことに挑戦し、社会に貢献する」という思いをもとに創立し、「合理的な生命保険と質の高いサービスを提供することによって、顧客の経済的保障と安定を図る」という基本使命のもと、お客さま一人ひとりのライフプランにあったオーダーメイドの保障を追求し続けてまいりました。
創立時の思いや基本使命にもとづく当社の事業活動は、お客さま、広くは国民生活の安定・向上や経済の発展に深く関連し、持続可能な社会のさらなる発展に貢献するものと考えています。
さらに、少子高齢化、人生100年時代の到来、ライフスタイルの多様化、気候変動等、様々な社会環境の変化がある昨今、これらの社会課題・潮流は、持続可能な社会の実現において極めて重要であり、私たち企業も常に意識すべきものと捉えています。
このような中で当社では、2024年度よりスタートした「中期経営計画」と合わせ、サステナビリティ方針・重要課題の見直しを行いました。
当社を取り巻く社会課題・潮流を、4つの領域(お客さま・地域社会・環境・社員)とそれらの基盤となる自社に整理し、サステナビリティにおいて当社が優先して取り組む重要課題として捉え、“当社ならでは”の取組を推進しています。
例えば、お客さまに対しては、人生100年時代への対応として「トータルライフプランニング」サービスを通じた「保障」と「資産形成」の両輪でのライフプラン実現のサポートといった価値提供を図るとともに、手話・筆談サービスやチャットサービス等、アクセシビリティの継続的な向上等による包摂的なサービス提供を追及し続けてまいります。
地域社会や環境に対しては、当社が全国に有する金融のプロフェッショナル、ライフプランナーによる「ライフプランニング授業」、「ソニー生命ボランティア有志の会」を中心とした活動、地域を支える法人の支援等を強化・推進してまいります。
また、ダイバーシティの推進や働き方改革等、社員への取組にも努めてまいります。
このような取組を通じて、多様なステークホルダーに対して、“当社にしかできない”長期的な価値創造・貢献を目指していく所存です。
金融機関としての高い倫理観と使命感を持ち、多様なステークホルダーや地球環境に与える影響へ十分配慮しながら、今後も活動の定期的な見直し・向上を図り、サステナビリティへの取組を進化させてまいります。そして、「お客さまの『生きがい』ある人生をお守りする」という当社ビジョンのもと、「人々が心豊かに暮らせる社会」の実現を目指してまいります。