自らの成長を通して、周りの人たち・会社・社会へ貢献していく。それが、私の理想とする生き様です。私が考える成長とは、仕事への慣れを意味するものではありません。たとえ前例がなくても、知識が不足していても、未知の世界へと恐れずに挑戦し、やり遂げる。その結果、今までに見えなかった世界が見えてくる。できることが増えていく。そうした劇的な進化を伴うものなのです。私自身、学生時代にプロのスタジオミュージシャンとして活動していたのですが、さまざまな壁に直面し、悩みながら、試行錯誤を繰り返し、壁を乗り越えてきました。そのたびに新たな演奏手法や、音の世界を見出していった経験があります。ソニー生命で働くことを選んだのも「人のやらないことに挑戦し、社会に貢献する」というソニースピリットに共感したから。お客さまのために挑戦し続けていく風土をもつソニー生命であれば、社会人として飛躍的に成長できると確信できました。その選択が正しかったことは言うまでもありません。
最適解を示す。
現在は、首都圏営業部で代理店営業(サポーター)を担当しています。ミッションは、ソニー生命の商品を取り扱う金融機関・保険ショップ・地域の企業などの代理店(パートナー)の伴走者として、WIN-WINの関係を構築すること。主な仕事はパートナーの育成と新規開拓です。ソニー生命では、とくにパートナーの育成に注力しており、そのサポート領域も販売支援に留まらず、経営コンサルティングやコンプライアンス態勢の構築、人材育成など実に広範にわたります。ソニー生命のサポーターは、自社商品の販売支援によるシェアアップではなく、パートナーの経営者と向き合い、パートナーの業績全体を向上させていくために多様な課題を自らのアイデアで解決していく高度なコンサルティング力が求められる仕事なのです。
パートナーが抱える課題は実に多様です。そのため、私たちは経営者に寄り添い、その声を聞き、それぞれのパートナーに合わせた解決策を示していく必要があります。それを象徴するのが、保険ショップを経営する、あるパートナーのプロジェクト。がん保険をはじめとした「生前保障系商品」の販売に苦戦し、業績も低迷している状況でした。経営者と対話を重ねる中で、見つけた課題は、生前給付に関する知識不足、そして、商品のプレゼンテーション方法が統一されていなかったことでした。私がとった策は、全国の店舗に対して、新たな研修を企画・立案・実行すること。定量面・定性面のゴールを設定した上で、研修後も継続的なフォローを行い、PDCAサイクルを回すことで、パートナー全体の業績向上に貢献することができました。
こだわる。
このプロジェクトが成功した要因は、本気でお客さま・パートナーのために何ができるのかを考え、先義後利の精神で営業を務めたことでした。「いかにソニー生命の商品を扱ってもらうか」「私たちの業績が伸びればいい」という短絡的な考えでは、信頼関係を築くことなどできないのです。
ただし、サポーターの仕事は、成果を出さなければ意味がありません。幅広い知識を習得し、経営層との対話から課題を見出し、パートナーを成功に導く最適解を示す。それができたのは、これまでのキャリアを通じて、貫き続けたチャレンジの姿勢があったからだと思っています。何の知識も、経験もなかったころから、私の毎日は「背伸び」の連続でした。百戦錬磨の経営者と向き合い続けたこと、パートナーの依頼に対して迅速かつ丁寧な対応を続けたこと、自分なりの付加価値を追求し、提案を続けたこと。そのすべてが、私の糧となり、今日の視界へと導いてくれたのです。
今後の目標は、現場での経験を最大限に活かして、ソニー生命の経営に携わる仕事をすることです。これまでは、お客さまのことを想い、パートナーの「あるべき姿」を描き、実現してきました。その対象を自社へとシフトし、より認められ、求められる生命保険会社をつくっていきたいのです。自らの成長が、ソニー生命の未来となり、社会がより豊かになる。これほど、やりがいのあるフィールドは他にはありません。
2017年新卒入社。文化構想学部卒。学生時代にプロのスタジオミュージシャンとして活動していた異色のバックボーンを持つ。首都圏営業部に配属され、代理店営業(サポーター)を担当。銀行をはじめとした金融機関、保険ショップ、地域密着系の代理店など多様なパートナーを支援している。数々の課題を解決へと導くことで、確かな信頼を築き上げた。