森山 嘉樹
執行役員
人事部 人材開発部 人材戦略室担当
1987年新卒入社
法学部卒
人事部 人材開発部 人材戦略室担当
1987年新卒入社
法学部卒
杉田 雄大
未来創造室 商品企画課
2020年新卒入社
新領域創成科学研究科
国際協力学専攻
2020年新卒入社
新領域創成科学研究科
国際協力学専攻
足立 葉月
オペレーション企画部
保険サービス企画課
2020年新卒入社
経営学部卒
保険サービス企画課
2020年新卒入社
経営学部卒
梶野 智哉
商品数理部 商品数理2課
2020年新卒入社
理学研究科 数理科学専攻
2020年新卒入社
理学研究科 数理科学専攻
異例のスタートが、
未来の決断を後押しする。
未来の決断を後押しする。
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森山 :こうして向き合うのは入社時研修以来ですね。まずは、皆さんがどのような想いを胸にソニー生命を選んだのかを教えてください。
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足立 :人々の人生を支える仕事をしたい。ひとりでも多くの人を笑顔にしたい。それが、私の軸となっている想いです。ライフプランナーや代理店を通じて、お客さまの人生を「より長く、より深く」支えているソニー生命は、まさに理想的な企業。「お客さまのために」という同じ想いを抱いた仲間と、笑顔で働き続けられるイメージを持てました。
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梶野 :数学を学んでいたこと、自分の価値を磨き続けられることから、アクチュアリーの世界を志しました。ソニー生命を選んだのは、「生命保険の届け方」に共感したからです。「生命保険は商品を販売することが大事なのではない。ライフプランナーを通じて、お客さまを守ることが使命」という先輩の言葉が今も印象に残っています。
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杉田 :他者の人生にただ灯りを点す。私はそんな生き様を理想としています。お客さまの人生を照らす“灯り”として、その夢を経済的に守り続ける。ソニー生命の在り方に、理想がぴったりと重なったことが決め手でした。もう一つの理由は、すべての社員の方が朗らかで優しさに溢れていたこと。内定の連絡と同時に、入社を即決しました。ちなみに、森山さんは、入社時にどのような想いを抱いていたのですか?
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森山 :それぞれに「夢」を熱く語る先輩方に魅せられた。それがすべてですね。会社員っぽくないところが、たまらなく魅力的でした。まだ、会社の知名度も低かったから、周囲からは怪訝な顔をされましたが……(笑)。でもその熱い「夢」が現実となり、皆さんを惹きつけている。何だか感慨深いものがあります。さて、皆さんはキャリアのスタートがコロナ禍と重なってしまいました。不安も大きかったのではないですか?
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足立 :4月中は自宅待機。何もできていないのに、お給料は出る。会社に守られているだけの自分にジレンマを感じていました。けれど、社長の萩本さんとのオンライン面談をきっかけに、「会社を支えられるくらいの自分になろう」と前向きに考えることができました。
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梶野 :誤解を恐れずに言えば、この時期に入社できてよかったと思っています。普段なら経験できないような事態をどう捉えるか。短期間でいろいろな発見があったし、視野を広げることもできた。逆境こそ、成長の好機であると再認識できました。
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杉田 :確かに、その通りだと思います。世界の劇的な変化を目の当たりにできたこと。その変化を観察し、納得するまでじっくりと考える機会を得られたことは、貴重な経験でした。なので、不安を感じるというよりも、さまざまな事象に疑問をもち、勉強し、とにかく「なぜ?」と考えていましたね。
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森山 :今後、皆さんはこうした前例のない事態に向き合うことになります。それぞれの価値観・軸をしっかりと持ち、誰も予測できない未来を決断する。その重要性を意識しておいてほしいですね。
失敗してもいい。
その「夢」に挑み続けろ。
その「夢」に挑み続けろ。
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森山 :入社から4カ月が経ちました。現在の仕事や部署の印象などを教えてください。
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杉田 :私が所属する未来創造室商品企画課は、未来に対する仮説を立て、求められる保険商品を企画するチームです。その印象は、まさにスペシャリスト集団。それぞれの経験や専門性に裏打ちされた独自の視点に驚かされています。未来を予測するのではなく、自分の手で創造する。「これが私の天職だ」と断言できるほど、毎日が充実しています。
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足立 :オペレーション企画部保険サービス企画課は、保険事務をより高度化していく部署です。専門知識がなく苦労することも多いですが、裏を返せば、それはお客さまに一番近い目線でものごとを考えられるということ。「えっ、なんで?」という疑問を大切にしながら、仕事に向き合っています。
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梶野 :商品数理部のミッションは「生命保険商品をカタチにする」こと。「あったらいいな」というアイデアを基に、適切な保険料を算出し、収益を確保できるかを検証していきます。最初は雑務ばかりだろうと想像していたのですが、それは大きな間違いでした。中には「こんなことまで私が決めていいのか」と驚くようなこともあります。自らの決断が、カタチとなり、動いていく。自ら価値を創っていける仕事に魅力と面白さを感じています。
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森山 :若手にも仕事を任せていく。でも放ってはおかない。そこが、ソニー生命の魅力です。ただ、皆さんに伝えたいのは、「会社にとって都合がいい人」にはならないでほしいということ。言われたことをやるだけの人は、思考することを怠り、仕事を単純作業にしてしまう。自分がどうありたいか。何をしたいか。少々、生意気でも信念を貫く人であってほしいと思います。
ちなみに、皆さんはそれぞれどんな「夢」を抱いていますか? -
梶野 :「生命保険の真の価値」を多くの人に理解してもらいたい。それが私の「夢」です。まだ、自分が何をすべきなのかはわかりませんが、まずは何にでも挑戦してみることだと考えています。ソニー生命ではアクチュアリーがさまざまな部署に異動して幅広い活躍をしているので、私も専門性を強みにして、枠に囚われない活躍をしていきたいです。
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足立 :より多くのお客さまを支えられるよう、最高のサービスの提供に拘りたいです。高齢化に配慮して、加入時のわかりやすさを向上させること。グローバル化を考慮し、外国人向けの新たなサービスを提供すること。信頼できる同期たちと、「より多くのお客さまが笑顔になれる保険」をカタチにしていきたいと思っています。
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杉田 :ソニー生命が目指す「質で世界一」を、現役のうちに実現したいです。アートの世界では作者の没後に絶大な評価を得ることがありますが、私にはそれが我慢できません。この手で、同期の仲間たちと一緒に成し遂げ、喜びを分かち合いたいです。
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森山 :ソニー生命のこれまでを担ってきた我々には、ある種のパラダイムができあがっています。今後は、既存の価値の延長線上に未来を求めるのではなく、非連続の価値を創っていく必要があります。皆さんの「夢」がライフプランナーに続く「第二のイノベーション」へとつながっていくことを期待しています。ただ心配なのは、皆さんがしっかりし過ぎていること(笑)。完璧である必要はありません。何度でも失敗していいんですよ。そこでの学びや悔しさが、皆さんを大きく成長させてくれるのですから。
かけがえのない仲間とともに、
覚悟を持って、未来に挑め。
覚悟を持って、未来に挑め。
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杉田 :「第一のイノベーション」を成し遂げてきた先輩に、どうしても聞いておきたいことがあります。イノベーションを進めていくために、どう人を巻き込んでいけばいいのでしょうか。ライフプランナーという価値は、それに賛同して動いてくれた人がいたからだと思うんです。
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森山 :きっと、みんなが賛同するものってイノベーションとは呼べないのだと思います。ソニー創業者の盛田さんが、「保険ビジネスをやる」「ライフプランナーをやる」と言ったとき、良識を持つ方の多くは反対しました。けれど、「やるんだ!」と。余程の決意と覚悟があったということですよね。最初はわずか数十名の賛同だったものが、今はここまでの企業になったわけですから。
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杉田 :言われてみればそうですね。そうなるとプロジェクトを進めていくのは少数精鋭。推進力を持つメンバーをどう集めていくべきか……。
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森山 :絶対にやり遂げる。失敗したら、全責任を取る。杉田さんの覚悟が問われるのだと思いますよ。そうしたら、賛同してくれる人はきっと見つかるはずです。
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梶野 :イノベーションのきっかけとなるのは新しい発想です。それを生むためには、どのようなマインドでいればいいのでしょうか。正直、現実問題でやるべきことが多すぎて、イノベーションという非現実的なものに発想を及ばせる余裕がないんです。
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森山 :ライフプランナーに続くなどと大きなことを言いましたが、そこまでとは言えなくても小さな改善・改革は目の前にたくさんありますよね。大げさに構える必要はなく、ずっと考え続けることが大切だと思います。そうすれば、ふとしたときにアイデアが降ってくることもあるんです。私の場合、通勤電車なんかでアイデアが浮かぶことが多いですね。
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足立 :もし二人が何かをやろうと思うなら、絶対についていきます。悩んでいるなら、一緒に考えたいと思います。同期の仲間って、それくらいかけがえのないものですから。森山さんにとって、ソニー生命の仲間ってどういう存在ですか。
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森山 :仕事にしろ、プライベートにしろ、いいときって自分一人でも何とかなるじゃないですか。だから、つらいときに寄り添ってくれたり、「もうひと頑張りしようぜ」と励ましたりしてくれる仲間は本当に大切な存在。仲間がいるからこそ、何かを成し遂げることができるんですよね。私にもまだ何人か同期がいて、30年以上の付き合いになっています。同期って不思議ですよね。弱みを隠さず見せられてしまう。皆さんにも、この絆を何よりも大切にして、今後のキャリアを歩んでいってほしいと思います。