理系 対談
文理の「枠」を越え、
無限の可能性を追う。
高山 舞
高山 舞 ITデジタル戦略本部
保険システム開発部
IS開発5課
2014年新卒入社 理工学部卒
学生時代の専攻は情報工学。契約保全領域のシステム改善案件や営業拠点管理のためのシステム構築などの開発を歴任。現在は保険料等の収納領域の業務改善・利便性向上を目的としたプロジェクトに参画中。複数システムを跨ぐ開発を担当している。
髙江洲 凪穂
髙江洲 凪穂 数理部 数理1課
2015年新卒入社 経済学部卒
学生時代は経済学部で統計学・計量経済学を学ぶ。入社後、カスタマーセンター、経理部での業務を経て、アクチュアリーの第一次試験に挑戦、一部科目に合格。現在は、数理部で決算資料作成業務、ソルベンシー・マージン比率作成業務などを担当。
理系対談の様子
ソニー生命の
理系フィールドは、一味違う。
  • 髙江洲 :
    高山さんは、大学時代に情報工学を専攻されていたそうですね。システム開発の仕事は、まさに強みを活かせる場所ですよね。
  • 高山 :
    そうですね。ただ、正直に言うと、学生時代の専門知識を活かせるかどうかに固執はしていなかったんです。自分が働くイメージを明確に描けることを軸としていました。当社の面接では形式的ではなく私自身を理解しようとさまざまな質問や話をしてくれたので、自然と働くイメージができましたね。実際に入社して仕事をしてみると、ソニー生命のシステム部門には想像以上に他にはない魅力とやりがいがあることに気づきました。
  • 理系対談の様子
  • 髙江洲 :
    どんなところが魅力なんですか?
  • 高山 :
    システム開発プロジェクトを「一気通貫して任されること」ですね。一般的には、システムコンサルタントはあるべき姿を描き、事業会社のシステム部門は現場の要望を取りまとめてSlerと折衝します。そして、SIerは実際のシステムを開発するといったように、それぞれがそれぞれの役割を担うことが多いのですが、ソニー生命では、実際の開発作業以外のすべてに関わり、価値にコミットすることができます。自ら手掛けたシステムによって、「よりよくなった様子」を目の当たりにできますし、関連部署からの「おかげで便利になった」という声も励みになっています。とても貴重な経験ができていることは間違いありません。
  • 髙江洲 :
    そんな魅力があるんですね。でも、すごく高度な能力を求められそうですね。
  • 理系対談の様子
  • 高山 :
    確かに苦労の連続かもしれません。業務のこともシステムのこともプログラミングのことも理解していないといけないですし、今は複数のシステムを同時に見ていますから(笑)。でも、その分だけ得られる知識もたくさんありますし、達成感も大きいです。髙江洲さんは文系出身ながら、アクチュアリーの資格試験に挑戦したんですよね?
  • 髙江洲 :
    はい。すべての科目に合格したわけではないので、まだまだ勉強は続きますが。でも、アクチュアリーという存在を知ったのは入社した後のことでした。もともと資産運用の部署で仕事をしたいと思っていて、その希望を叶えるためにアクチュアリー試験に挑戦しようと考えました。私の本気を示す、いい機会になると思いましたし、今後のキャリアにおける確かな武器を手にしたかったというのもありますね。
  • 高山 :
    責任ある仕事をしながら、プライベートを勉強にあてる。大変なチャレンジですよね。
  • 髙江洲 :
    他部門にいながら、アクチュアリーの資格試験に挑戦して、いくつかの科目に合格した人は何人かいましたし、会社がそのチャレンジを後押ししてくれることも知っていました。でも、私の場合、試験を受けることを会社には内緒にしていたんです。合格した時にアクチュアリー試験を受けたことと合格したことを報告して、自分の希望をあらためて伝えました。いきなりだったから、びっくりされたかもしれませんね。
  • 高山 :
    なぜ、内緒にしておいたんですか? 
  • 髙江洲 :
    落ちたらかっこ悪いなって(笑)。でも、私自身はすごく前向きでした。叶えたい夢のために、ごはんを食べる時間も惜しんで勉強していたくらいですから。
  • 高山 :
    かっこいいですね!
※ S I e r=システムインテグレーター。システム開発全般を請け負う会社のこと。
理系対談の様子
理系対談の様子
理系対談の様子
自分だけの強みで、
唯一無二の未来を拓く。
  • 髙江洲 :
    学生時代に培った「理系の知識」で役立っていることはありますか?
  • 高山 :
    既存システムがどう動いているかを知らなければ、改善・改修もできません。プログラムを読んだり、障害発生時にエラーログを解析したり、役立っていることは多いと思います。あとは、問題に対する根本原因の特定、原因分析、対応方針を整理する過程は、研究開発の進め方に似ているので、「理系脳」が活かされているのかもしれませんね。でも、システム部門には文系出身の社員も多いですし、実際の仕事で理系・文系というくくりを意識することはないですね。髙江洲さんはどうですか?
  • 理系対談の様子
  • 髙江洲 :
    そうですね。現在、私は数理部で決算資料作成業務や、ソルベンシー・マージン比率作成業務を担当しています。各種決算数値の作成においては、保険業法による定めや会計監査などの制約が多く、その制約の中でいかに迅速かつミスのない決算を行うかを考えています。ただ、数理部の仕事は数式や数字と向き合うだけの仕事ではありません。正確な仕事をするためには、さまざまな関連部署と連携することが不可欠です。相手を想いやり、その人の立場に立った行動をする。専門用語を使わず、わかりやすい説明を心がける。「理系の領域」にいる今も、経理部時代の経験が大きく役立っています。専門職とは言っても、あらゆる仕事はみんなで創り上げるもの。それぞれの強みはあっても、文理の枠にとじこもる必要はありませんからね。
  • 高山 :
    就職活動では、「学生時代の専攻が活きますよ」「多くの理系人材が活躍していますよ」とよく言われます。ですが、「自分だけの強みを活かして、枠に縛られない活躍ができる」というのがソニー生命らしさであり、一番の魅力なのかもしれませんね。文系の髙江洲さんがアクチュアリーの仕事をしていたり、逆に理系の人が人事領域や営業部門で活躍しているケースもあります。いわゆる文系出身の方が活躍するようなイメージの部署にもデータ分析や数的素養を活かすような業務もたくさんありますからね。髙江洲さんは、今後どんな未来を思い描いていますか?
  • 髙江洲 :
    地道な作業が求められる仕事ではありますが、自分が携わった決算数字を見てお客さまがソニー生命を選択することもあると思います。また、決算の分析をすることで会社全体の動きを体系的に理解できるようにもなりました。現在の仕事に大きな責任とやりがいを感じていますね。今後は、ここで多くのことを学び、希望している資産運用の部署で活躍したいです。目指すのは、カスタマーセンターや経理部での経験と保険数理の専門知識を持った唯一無二の人材。後輩からも同様のキャリアを歩みたいと思ってもらえるような、モデルケースになりたいです。高山さんは、どのような目標を持っていますか?
  • 理系対談の様子
  • 高山 :
    現場の業務を知り、使う人のニーズをくみとり、確かな価値を生み出す。システムの開発には俯瞰的な視野を持つことが欠かせません。私が手掛けたシステムによって、業務に大きな革新をもたらし、その先にいるお客さまに貢献する。そんな未来を描ける人材になりたいですね。
  • 髙江洲 :
    ソニー生命は、総合職採用であっても、専門職採用であっても、やる気次第で挑戦の場所を提供してくれる会社。枠に縛られず、前例のない活躍をしていきたいですね。
理系対談の様子
理系対談の様子
学生へのメッセージ

生意気でもいい。
限界を決めつけず
自分のキャリアを
描いていってほしい。

髙江洲 凪穂

わからなくても、
まずは、やってみること。
自分だけの気づきを
発信し続けてほしい。

高山 舞

生意気でもいい。
限界を決めつけず
自分のキャリアを
描いていってほしい。

髙江洲 凪穂

わからなくても、
まずは、やってみること。
自分だけの気づきを
発信し続けてほしい。

高山 舞

※所属や役職などは全て取材当時のものです。