永田 幸人
ITデジタル戦略本部
プロジェクト推進室 兼
未来創造室商品企画課
2018年中途入社 法学部卒
プロジェクト推進室 兼
未来創造室商品企画課
2018年中途入社 法学部卒
前職は国内大手の証券会社。投資銀行部門で成長戦略立案、M&A・資金調達の提案などを経験した。ソニー生命では将来を担う大規模プロジェクトのコアメンバーとして担当役員とともに構想段階から携わっている。主にシステム領域を担当しているが、未来創造室の商品企画チームでも活躍中。
磯野 王彦
未来創造室
ニュービジネス企画課 兼
ソニーライフ・
コミュニケーションズ株式会社
経営管理部(出向)
2005年中途入社 経済学部卒
ニュービジネス企画課 兼
ソニーライフ・
コミュニケーションズ株式会社
経営管理部(出向)
2005年中途入社 経済学部卒
前職は外資系コンサルティング会社。グローバル製薬企業や鉄道会社の大規模プロジェクトを担当した。ソニー生命では、代理店、ライフプランナー、それぞれのチャネルの企画業務を歴任。現在は新たなビジネスの創造に挑んでいる。
自由闊達な風土と
共通の原点が独自の強み。
共通の原点が独自の強み。
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磯野 :永田さんは証券会社の投資銀行部門で活躍されていたそうですね。なぜ、ソニー生命を次の活躍の場所に選んだのですか?
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永田 :投資銀行部門での仕事は社会や会社全体に与えるインパクトはとても大きく、やりがいのある仕事でしたが、さまざまな業界や企業を見ていく中で、アドバイスをする側ではなく、自らの手で何かを創りたいと思うようになったんです。ソニー生命は「日本の生命保険の在り方」を変えてきた会社。そうした会社のこれからを創り上げていきたいと思いました。
また、人生を通じて「善いこと」を追求したいと考えていたので、誰もが「すべてはお客さまのために」という真摯な姿勢や情熱を持っている企業風土にも心を打たれました。また、若手や中途社員でも裁量を任される風土も入社の決め手の一つです。磯野さんは外資系コンサルティング会社のご出身ですよね。 -
磯野 :そうですね。学生時代はダイナミックな仕事がしたいと考えて、外資系のコンサルティング会社に新卒で入社しました。新人でもクライアントの管理職の方とプロジェクトを組んで仕事をしていくダイナミズムや短期での成長機会を得られることは、大変でしたがとてもやりがいが大きかったです。社内表彰も受け充実感もあったのですが、転職を考えたのは、自社の商品やサービスを通じてお客さまや社会に貢献できる会社で働きたい気持ちが強くなったからですね。もっと当事者意識を持って仕事に取り組みたかったんです。私が入社したころのソニー生命は、ライフプランナーで名を馳せていたものの、代理店チャネルの認知度はまだまだ低い状況でした。ソニー生命独自の価値であるコンサルティングセールスを代理店チャネルに根づかせることができれば、さらに飛躍的な成長を遂げられるはず。ソニー生命はさまざまなバックグラウンドをもった多様な人材を中途採用していたこともあり、自分にも活躍のチャンスがあると感じ入社を決めました。第二のスタートは大きな希望に満ちていましたよ。
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永田 :磯野さんはソニー生命のどこに魅力を感じていますか? 他の企業でキャリアを積み重ねた私たちだからこそ、気づける点があると思います。
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磯野 :保有契約者数300万人・保有契約高50兆円を超える企業でありながら※、「ひとのやらないことに挑戦し、社会に貢献する」というソニースピリットを持っていることですね。一般的に金融機関にはお堅いイメージがつきまといますが、役員との距離感も非常に近く、フラットなコミュニケーションが取れますよね。やりたいことや主張が抑圧されたことは一度もありません。しかも、すべての社員が自分のためではなく、お客さまのため、会社のため、メンバーのために仕事をしている。
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永田 :同感です。そして、すべての社員が「ソニー生命とは」「ライフプランナーとは」という問いに対して、それぞれの言葉で解を示せる。これは、他社にはなかなかない強みだと思っています。全員に立ち返る原点があり、同じ方向を向いている。ソニー生命こそ、真の顧客本位を実現できる金融機関だと私は思います。他社とは一線を画し、独自路線を行く。保険という伝統的な業界にあっても、新たな世界を切り拓いていける仕事を心から誇らしく思っています。
※ 2020年8月現在
未来を創るチームで、
夢をカタチにする。
夢をカタチにする。
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永田 :磯野さんは、「保険製作所」という新たなビジネスの創造に取り組まれているそうですね。
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磯野 :代理店、ライフプランナーの両チャネルに関わってきた経験を活かして、「ライフプランナーがいる店舗」という新たなビジネスモデルの創造に関わっています。保険はもとより、経済・金融・税務など幅広い知識と豊富な経験を併せ持つライフプランナーが、お客さまに必要な保障を一からつくりあげる高質な顧客体験を提供する。転職当時から抱いていた想いが、新会社運営という形で実現しようとしています。永田さんがいるプロジェクト推進室ではどのような仕事をしているんですか?
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永田 :プロジェクト推進室のミッションは、商品・サービス・ITツールを手段として、ソニー生命がこれからの将来、お客さまの人生100年時代をどう支えお守りしながら共に歩んでいくかという課題に応えていくことです。ソニー生命の強みを活かした新たな領域への挑戦と、多様化するお客さまのライフプランを多面的に捉えて分析し、合理的な保障を提供するためのシステムの企画の両方に取り組んでいます。具体的には、死亡だけでなく、三大疾病や介護などさまざまなリスクをシミュレーションするツールなどの検討を進めているところです。また、磯野さんが携わっている「保険製作所」では、お客さま向けのアプリケーションが先行投入されていますが、その事例を踏まえて、次のアプリケーションを開発するときにどういったかたちでお客さまとコンタクトを取るか、フォローに活かしていくかを検討し、専門部署とセッションを重ねています。磯野 :知らないところで、私たちの仕事はつながっているんですね。永田さんは、未来創造室の商品企画課にも籍を置いていますね。永田 :ご契約後のフォローを通してライフプランナーがお客さまの人生100年時代に寄り添うことができるような商品開発を進めています。課ができて間もないこともあって、商品化はこれからですが、アイデアをストックし、外部調査を進めているフェーズです。多様化するお客さまのライフプランを多面的に捉え、精緻な分析を行い、合理的な保障を提供するためのシステムを企画すること。人生100年時代を迎えるにあたって、お客さまを支えていくための価値創造に挑戦できること。ソニー生命の将来を担い、お客さまの長い人生を守っていくチャレンジに、コアメンバーとして関わっていけることが、確かなやりがいになっています。情熱を持った仲間と議論を重ねる日々は、とても刺激的なものです。磯野 :未来創造室というチームは本当に面白いですよね。多様なバックボーンとアイデアを持った人材が集い、それぞれに未来を描き、新たな価値を共に創り出す。今でこそ、ニュービジネス企画・商品企画・法人戦略と三つの課から成り立ちますが、元々それぞれが別の部門で独自に企画業務に携わっていました。未来を描く同じベクトルを持つ部署が集結することによって、企画の厚みと実行に移すスピード感がこれまでと格段に違います。永田 :そうですね。商品企画課でも活発な議論が交わされています。ワクワクするような未来が語られ、ユニークなアイデアが次々と飛び出しています。ソニー生命が提供してきた「合理的な保障」に加えて、感動を与える「ソニーらしさ」を掛け合わせると可能性はより大きくなっていくはず。ソニーグループ全体でお客さまの人生100年時代をお守りしながら共に歩んでいける存在になりたいと思っています。磯野 :私の目下の目標は「ライフプランナーのいる店舗」という新しいビジネスの価値を証明すること。他社が真似できない最高のサービスを提供できる体制を構築したいと思っています。ある調査では現在、ライフプランナーの認知度は30%未満と言われています。このビジネスを通じて、ライフプランナーを医者や弁護士のような、誰もが知る存在に押し上げたいですね。ライフプランナーが、あこがれの職業No.1になる、そんな未来を夢見ています。新たな事業を創り、社会の常識を覆す。コンサルタント時代以上に、ダイナミックなチャレンジができています。