環境への取組
ソニー生命が取り組む環境保全活動
当社は、地球環境問題を企業として取り組まなければならない重要課題のひとつとしてとらえています。
ソニーフィナンシャルグループの一員として「ソニーフィナンシャルグループ環境方針」に基づき、日々の事業活動を通じて環境保全に配慮した活動・取組を実施しています。
ソニーフィナンシャルグループ環境方針
理念
ソニーフィナンシャルグループは、事業活動を通じてステークホルダーへの価値提供を図るとともに、持続可能な社会の実現に向けた「ソニーグループ環境ビジョン」を踏まえ、ソニーグループの一員として事業活動および商品・サービスのライフサイクルのあらゆる面で地球環境の保全に配慮して行動します。
方針
- ソニーフィナンシャルグループは、事業活動を行うために必要な資源・エネルギーについて、資源リサイクルや省エネルギー等を推進し、全就業者が高い意識をもって環境負荷の低減に努めます。
- ソニーフィナンシャルグループは、事業活動を行う上で適用を受ける環境保全に関する関連法規、およびその他の要求事項を遵守します。
- ソニーフィナンシャルグループは、環境目的・目標を設定のうえ、環境保全活動を推進するとともに、継続的な改善を行います。
- ソニーフィナンシャルグループは、全就業者に対し環境保全活動を周知することにより、業務と生活のさまざまな側面における環境に関する意識の向上を図ります。
- ソニーフィナンシャルグループは、環境方針および環境保全への取り組みについて、広報活動を通じて社内外へ公表します。
ソニー生命の取り組み
ISO14001の認証を取得しています
2001年3月に、本社を対象に環境マネジメントシステム の国際規格であるISO14001の認証を取得しました。現在は、ソニーグループ全体でグローバルに統一された共通の環境マネジメントシステム(Global Environmental Management System)の下で環境活動を行い、ソニーグ ループの一員としてISO14001の統合認証を継続して取得しています。PDCAサイクルを基礎としたISO14001の規格に基づき、環境パフォーマンスの継続的な改善を図っています。
オフィスでの省エネ・省資源への取組
本社を対象に、電力やコピー用紙の削減目標を定めた省エネ・省資源活動を推進しています。その他にも、社内申請業務のペーパーレス化や分別廃棄の徹底、事務用品におけるグリーン購入の推進、印刷物への環境配慮型素材(用紙・インク等)の使用、定期的な環境教育などを通じて、社員一人ひとりが主体的に行動し環境に配慮した取組を行っています。
また当社の特例子会社であるソニー生命ビジネスパートナーズ株式会社に委託し、社内で不要となった文具を回収、除菌・パーツ交換等の再生作業の後、全国の支社や本社内で再利用する「文具リユースサービス」を展開し、資源の再利用に努めています。
GHG(温室効果ガス)排出削減への取組
地球温暖化対策の一環として、2005年度から再生可能エネルギー証書(再エネ証書)*1を利用し、GHG排出削減に取組んでいます。この取組により、2023年度に事業活動で使用する電力の100%再生可能エネルギー化を達成しました。
- *1 再エネ証書とは、再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、バイオマスなど)によって生まれた電力・熱から、環境に配慮した電力・熱であることを表す環境価値を切り離して証書化したもので、日本ではグリーン電力証書、グリーン熱証書、非化石証書などがあります。再エネ証書の利用により、CO2排出係数をゼロとすることができます。
海洋プラスチック汚染問題への取組
海洋プラスチック汚染対策として、2019年度よりソニーグループの全事業所で展開している「One Blue Ocean Project」に取り組んでいます。
各種手続きのペーパーレス化
お客さまの利便性の向上ならびに省資源を目的に、保険契約の各種手続きのペーパーレス化を推進しています。2012年には署名の電子サイン化によりPC端末上での契約申込手続きを実現しました。2016年には契約後の変更手続(保全手続)、2021年からは保険金・給付金の請求手続のペーパーレス化を開始しました。これにより手続完了までの時間短縮とともに紙使用量の大幅な削減に貢献しています。
東京都港区地球温暖化対策報告書の提出
東京都港区民の生活環境を守る建築物の低炭素化の促進に関する条例に基づきまして、港区における当社所有建物であるソニーシティ(東京都港区港南一丁目7番1号)の二酸化炭素排出量等に関する「港区地球温暖化対策報告書」を、港区に提出しています。
地球温暖化対策報告書の提出内容(令和2年度実績分)
地球温暖化対策報告書の提出内容(令和3年度実績分)
地球温暖化対策報告書の提出内容(令和4年度実績分)