ライフプランニング 人生の必要資金 LIFEPLANNING
これから必要になるであろう、さまざまなお金。漠然と不安を感じるものの、実態がよくわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、まずは全体像を把握しましょう。人生の必要資金にはどんなものがあるのか、ご紹介します。
通常の生活で必要な資金
子供の教育資金
幼稚園~大学(文系)まで
全て公立(大学のみ国立)
平均:1,056.9万円万円/人
全て私立
平均:2,591.7万円万円/人
※すべて自宅から通学した場合
子供の結婚資金
両新郎新婦の親・親族からの援助総額
平均:181.1万円
※新郎新婦両家からの援助総額
住宅資金
平均住宅購入費用(フラット35利用者)
平均:3,719.0万円
生活資金
万一の遺族の生活費
現在の生活の約7割
老後の生活資金
老後最低限必要と思われる日常生活費
平均:23.2万円/夫婦2人
ゆとりある老後のために必要と思われる日常生活費
平均:37.9万円/夫婦2人
その他の資金
(将来プラン等)
車の購入や家族旅行、
趣味にかかる費用や緊急予備費用
特定状態(就労不能や介護など)のときに必要な資金
医療関連資金
傷病手当金は支払開始日から通算して
1年6ヶ月で終了
※国民健康保険には原則傷病手当金の支給なし
就労不能時の必要資金
就労制限による収入減少の補てん費用、治療やリハビリ関連費用
新規に身体障害者手帳(1~6級)の交付を受ける人
毎日約735人
介護資金
介護サービス利用費用、介護に伴う収入減少の補てん費用
要介護と認定される人
65歳以上の約5.2人に1人
75歳以上の約3.1人に1人
万一時に必要な資金
死後の整理資金
お墓建立費用※
全国平均170.7万円
葬儀費用
全国平均133.1万円
※墓地取得費用が含まれる地域もあります。
相続対策資金
円滑な遺産分割のための費用や、相続税納税費用
遺産にかかる基礎控除額
3,000万円+600万円×法定相続人の数
※令和6年2月現在の税制に基づき作成。詳しくは税理士または所轄の税務署にご確認ください。
「どの資金が」、「いつ」、「いくら」必要なのかは人それぞれです。家族構成、これから見込める収入、生活スタイルなどで異なります。
まったく対処できていない項目があったとしても、慌てないでください。無理なペースで貯金をしたり、過剰な内容の保険に加入するのではなく、今後の収支を冷静に見極め、無理のない備えをすることが大切です。
では、どうすれば見極められるのでしょうか?それを効率的に整理し、見える化できる方法が「ライフプランニング」です。
出典一覧
教育資金:文部科学省「令和3年度 子供の学習費調査」「令和4年度 私立高等学校等の初年度生徒等納付金平均額」「令和3年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額」「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」令和5年度標準額、独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度 学生生活調査」、日本政策金融公庫「令和3年度 教育費負担の実態調査結果」をもとにエフピー教育出版試算 子供の結婚資金:リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ」 住宅購入資金:住宅金融支援機構「2022年度フラット35利用者調査 」 老後の生活資金:(公財)生命保険文化センター「2022年度 生活保障に関する調査」 就労不能時の必要資金:厚生労働省「2021年度 福祉行政報告例」 介護資金:厚生労働省「介護保険事業状況報告(暫定)2023年4月」をもとにソニー生命が試算 死後の整理資金:(一社) 全国優良石材店の会「「第36回(2023)全国統一 全優石 お墓購入者アンケート調査」よりお墓建立費用の全国平均額、鎌倉新書「第5回お葬式に関する全国調査」(2022年)