ソニー生命保険

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ニュースリリース(2019年度)

女性の活躍に関する意識調査2019

2019年4月24日

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2019 年3 月15 日~3 月19 日の5 日間、全国の20 歳~69 歳の女性に対し、今年で5 回目となる「女性の活躍に関する意識調査2019」をインターネットリサーチで実施し、1,000 名の有効サンプルの集計結果を公開しました。 (調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


調査結果 概要

アナリストのコメント
(ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 金融市場調査部 シニアアナリスト 石川 久美子)

シニアアナリスト 石川 久美子

近年、多くの問題を抱えつつも、女性の社会進出は進んでいます。それに伴い、女性の生き方は「結婚するかどうか」「仕事をし続けるかどうか」「子どもを持つかどうか」など、選択肢が増えました。さらに、仕事の仕方をとっても、どれだけキャリアを求めるか、家庭とどのような形でバランスをとるかなども、人によって大きく 違います。自分がどう生きるかを、他でもない自分が決められる時代です。「どう生きるべきか」には正解はありません。ただし今回の調査によって、現状、生活の満足度が最も高いのは「有職者・子どもあり(56.9%)」という像が浮かび上がってきました(図5)。7 割もの女性が「女性が社会で働くには不利な点が多い」と思っているなかで(図8)、働くことも子どもを持つことも両立できている女性は、その周囲の女性についても「イキイキしている」と前向きな評価をする傾向が他よりも強めに見られ(図1)、かつ当人の満足度レベルも高い結果となりました(図5)。
2 番目に生活満足度が高かったのは「専業主婦(55.8%)」でした(図13)。ただし、その一方で、専業主婦の中でも20 代の約7 割、30 代の約5 割が「本当は外に働きに行きたい」とも考えており(図14)、かつ専業主婦の7 割近くが「子育て後の再就職は厳しい」と思っているようで、危機感が透けて見えます(図17)。「どのような働き方や制度が職場にあると良いと思うか」との設問において、「子あり」の専業主婦が「子あり」の有職者よりも強く要望していたのが「在宅勤務(61.2%)」「時短勤務(54.2%)」「社内保育園(56.5%)」「子連れ出勤(32.7%)」などであることから、「子どもを預けられるかどうか」が高いハードルである様子がうかがえます(図22)。首都圏を中心に共働き世帯が増えるなか、待機児童問題の解消は簡単ではないですが、「子あり」層の社会的支援策が整うことで女性の就業ハードルが下がれば、前述のような「イキイキしている『有職者・子あり』女性」が増えそうです。
また、今回は20 代女性の回答のバラツキも興味深い結果となりました。20 代有職者の54.0%が「バリバリとキャリアを積んでいきたい」と思っている一方(図6)、「本当は専業主婦になりたい」と思っている人は53.2%と他の年代の有職者女性より高めでした(図9)。他方、20 代専業主婦の中で「本当は外に働きに行きたい」は69.7%と群を抜いて高いです(図14)。「ないものねだり」感が強いようにも見えますが、これは現代の女性の生き方の選択肢が増えたがゆえに、「まだいくらでも可能性がある」「まだ生き方を決めきれていない」20 代の生き方に、強い迷いが表れている結果とも考えられます。有職者・専業主婦ともに、「現在の生活に満足している」割合が最も高かったのは60 代(図5図13)。生き方を決め、納得感のある人生を送れるようになるには修行と悟りが必要なようですね。

アンケート調査結果

「女性活躍推進法」は、女性が職業生活で自身の希望に応じて十分に能力を発揮し、活躍できる環境を整備することを目的として、2016 年4 月に施行されました。約3 年が経過した現在、女性を取り巻く環境や女性の意識や行動がどのように変化しているのか調査しました。

  • 女性の4 割強が「家庭で女性がイキイキと活躍していると思う」
  • 女性の4 割弱が「職場で女性がイキイキと活躍していると思う」

全回答者(1,000 名)に、日本では女性がどの程度イキイキと活躍していると思うか、家庭や職場などの場面ごとに聞いたところ、『イキイキと活躍していると思う』(「非常に」と「やや」の合計、以下同様)は、「家庭」で42.9%、「職場」で37.7%、「地域社会」で29.3%、「ネットコミュニティ」で33.2%となりました。
就業状況と子どもの有無別にみると、子どものいる有職女性は「家庭」で49.0%、「職場」で47.8%と、全体より「家庭」で6.1 ポイント、「職場」で10.1 ポイント高くなりました。 (図1)

(図1)


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  • 「家庭」や「職場」でのイキイキ度が上昇傾向に、「ネットコミュニティ」では“SNS 疲れ”か?

過去調査と比較すると、前回(2017 年)調査では「家庭」で『イキイキと活躍していると思う』割合は38.2%、「職場」で『イキイキと活躍していると思う』割合は34.8%でしたが、今回の調査では、「家庭」は4.7 ポイント上昇(今回42.9%)、「職場」は2.9 ポイント上昇(今回37.7%)しました。
一方、「ネットコミュニティ」で『イキイキと活躍していると思う』割合は前回(2017 年)調査では43.0%でしたが、今回の調査では9.8 ポイント下降(今回33.2%)しました。「友人や知り合いの反 応が過剰に気になる」「『いいね!』を義務感で押す」など、いわゆる“SNS 疲れ”を感じている女性が増えているのかもしれません。 (図2)

(図2)


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  • 家事・育児や地域社会での貢献などを時給換算するといくらになる?
    「未就学児の育児・世話」1,488 円、「小学生以上の育児・世話」1,230 円、
    「PTA 活動」1,098 円、「食事の準備・後片付け」1,097 円、「親戚づきあい」1,009 円、
    「掃除・洗濯」959 円、「地域とのつきあい」890 円、「地域社会での貢献」865 円
  • 育児の時給換算額は年々上昇、「未就学児の育児・世話」は2013 年調査結果から26%上昇

次に、全回答者(1,000 名)に、日々の家事・育児や地域社会での貢献などを時給に換算すると いくらになると思うかを聞きました。
平均額が高かった家事労働や地域活動をみると、1 位「(未就学児の)育児・世話」(1,488 円)、 2 位「(小学生以上の子どもの)育児・世話」(1,230 円)となり、子育て関連が時給換算額TOP2 を占めるという結果になりました。以下、3 位は「PTA 活動」(1,098 円)、4 位は「食事の準備・後片付け」(1,097 円)、5 位は「親戚づきあい」(1,009 円)でした。責任ある対応が求められる育児や学校教育活動などが、価値が特に高いと捉えられているようです。6 位以降には、「掃除・洗濯」(959円)、「地域とのつきあい」(890 円)、「お買い物」(878 円)、「地域社会での貢献」(865 円)などが挙がりました。 (図3)

過去調査と比較すると、ほとんどの家事労働で平均額が年々上昇しています。これは「家事労働は価値や難度・貢献度が高い」という認識が、女性に浸透しつつあるという状況の表れではないでしょうか。2013 年調査と比較し、上昇率が特に高かった家事労働は、「(未就学児の)育児・世話」(2013 年1,180 円→2019 年1,488 円、上昇率26%)となりました。 (図4)

(図3) (図4)


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  • 働く女性の5 割強が「現在の生活に満足している」
  • 働く女性の4 割強が「バリキャリ志向」、ワーママでは5 割近く、20 代では5 割半と高め

続いて、働く女性の本音を探るため、現在の生活や今後の働き方、働く環境などについてどのように思うか聞きました。
有職女性(619 名)に、「現在の生活に満足している」かどうか聞いたところ、『そう思う』(「非常に」と「やや」の合計、以下同様)は51.4%で、働く女性の半数超が生活に満足していることがわかりました。
また、子どもの有無別にみると、子どもがいる有職女性で『そう思う』は56.9%と全体より5.5 ポイント高くなりました。仕事と子育てを両立するワーキングマザー(ワーママ)は、忙しいながらも充実した日々を過ごしていることがうかがえます。 (図5)

「今後(も)、バリバリとキャリアを積んでいきたい」かどうか聞いたところ、『そう思う』は43.3%で、有職女性の4 割強が今後も精力的に仕事を頑張りたいと考えていることがわかりました。
年代別にみると、『そう思う』は20 代で54.0%と全体より10.7 ポイント高くなりました。若年女性の多くが今後もバリバリと仕事に励みたいと考えているようです。
子どもの有無別にみると、子どもがいる有職女性で『そう思う』は47.5%と全体より4.2 ポイント高くなりました。前向きな気持ちで仕事に取り組んでいるワーママが多いようです。 (図6)

(図5)(図6)


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  • 働く女性の約3 割が「管理職志向」、40 代女性では4 割近くと高め
  • ワーママの7 割半が「女性が社会で働くには、不利な点が多い」と実感

さらに、有職女性(619 名)に、「管理職への打診があれば、受けてみたい」かどうか聞いたところ、『そう思う』は31.0 %でした。働く女性の4 割強が今後もバリバリと仕事に励みたいと意欲的でしたが、管理職を志向する割合は約3 割に留まる結果となりました。
年代別にみると、40 代の管理職志向が高く、『そう思う』は37.3%でした。 (図7)

「女性が社会で働くには、不利な点が多いと思う」かどうか聞いたところ、『そう思う』は70.0%で、働くことに不都合が多いと感じている働く女性が多数派となりました。
子どもの有無別にみると、子どもがいる有職女性で『そう思う』は74.9%と全体より4.9 ポイント高くなりました。ワーママの7 割半は女性に不利な点が多いと感じているという状況が明らかになりました。現在働く環境において、仕事と子育てを両立していく難しさを実感する機会が多いのかもしれません。 (図8)

(図7)(図8)


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  • 働く女性の3 人に1 人が「本当は専業主婦になりたい」
  • 働く20 代女性の葛藤 「専業主婦」と「バリキャリ」の選択肢を両にらみ?
  • 直近4 年間で働く女性の「管理職志向」 10 ポイント超上昇も、根強い「専業主婦志向」

有職女性(619 名)に、「本当は専業主婦になりたい」かどうか聞いたところ、『そう思う』は36.7%と、有職女性の3 人に1 人は専業主婦を志向していることがわかりました。
年代別にみると、『そう思う』は20 代で53.2%と全体より16.5 ポイント高く、20 代女性の専業主婦志向が鮮明となりました。20 代では、今後もバリバリと仕事に励みたいというバリキャリ志向と、本当は専業主婦になりたいという専業主婦志向が、同程度の割合で存在しました。夫婦共働きというライフスタイルが浸透しつつある中で、夫婦で家計を担うために仕事を頑張りたいという心情と、本当は家事に専念する専業主婦になりたいという心情の両方を抱える姿が、垣間見える結果といえるのではないでしょうか。 (図9)

(図9)


過去調査と比較すると、2015 年調査より『そう思う』割合が大きく上昇したのは「管理職への打診があれば、受けてみたい」(10.6 ポイント上昇)でした。この4 年間で、管理職を志向する働く女性は着実に増えているようです。一方で、下降したのは「女性が社会で働くには、不利な点が多い」(6.8 ポイント下降)で、働きづらさを感じる働く女性は徐々に減りつつあるようです。また、小幅上昇や横ばいとなったのは、「本当は専業主婦になりたい」(3.3 ポイント上昇)、「現在の生活に満足している」(2.7 ポイント上昇)、「今後(も)、バリバリとキャリアを積んでいきたい」(2015 年調査と同率)でした。管理職志向の女性が増えたり、女性の働きづらさが徐々に解消したりという状況下も、専業主婦志向は根強いという実情が見えました。 (図10)

(図10)


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  • 管理職女性の7 割、管理職ワーママの7 割半が「管理職になるときは不安だった」
  • 管理職女性の5 割強、管理職ワーママの6 割が「管理職になってよかった」
  • 管理職女性の5 割弱、管理職ワーママの6 割が「管理職になることはオススメ」
  • 管理職女性の4 割半、管理職ワーママの5 割強が「今後さらに上の役職を目指したい」

 では、実際に管理職として働いている女性は、自身が管理職になったことをどのように捉えているのでしょうか。

現在管理職に就く女性(100 名)に、「管理職になるときは不安だった」かどうか聞いたところ、『そう思う』は70.0%でした。不安を持ちながら管理職に就いたという管理職女性は7 割にのぼりました。
「管理職になってよかったと思う」かどうか聞いたところ、『そう思う』は53.0%、『そう思わない』は23.0%でした。管理職女性の半数以上が、管理職になってよかったと感じています。
「後輩・部下の女性にも管理職になることをオススメしたい」かどうか聞いたところ、『そう思う』は48.0%でした。管理職女性の2 人に1 人が、後進に管理職になることをオススメしたいと感じているようです。
「今後さらに上の役職を目指したい」かどうか聞いたところ、『そう思う』は44.0%、『そう思わない』は24.0%でした。管理職女性の4 割半が、今後さらに上の役職に挑戦したいというチャレンジ精神を持っていることがわかりました。 (図11)

(図11)

子どもの有無別にみると、『そう思う』の割合は、すべての項目において子どものいる管理職女性が全体を上まわっています。管理職ワーママ(40 名)では、「管理職になるときは不安だった」に関して、『そう思う』は75.0%、「管理職になってよかったと思う」に関しては、『そう思う』は60.0%、「後輩・部下の女性にも管理職になることをオススメしたい」に関しては、『そう思う』は60.0%、『そう思わない』は僅か12.5%でした。しかも、「今後さらに上の役職を目指したい」かどうか聞いたところ、『そう思う』は52.5%、『そう思わない』は17.5%と、チャレンジ精神を持つ女性が半数を超えました。
管理職ワーママには、管理職に就くときに不安を感じた人が多かったようですが、「管理職になってよかった」、「他の女性にオススメしたい」、「もっと上の役職にチャレンジしたい」と、高い満足や次のステップに向かう意欲を感じている人が多いことがわかりました。 (図12)

(図12)

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  • 専業主婦の本音 「現在の生活に満足している」は5 割半、60 代では6 割半と高め
  • 「本当は外に働きに行きたい」専業主婦の3 割強、20 代では7 割、30 代では5 割強
  • 「専業主婦は苦労が多いと思う」20 代専業主婦では6 割半

一方、専業主婦の本音を探るため、現在や今後の生活、専業主婦を取り巻く環境などについてどのように思うか聞きました。
専業主婦(269 名)に、「現在の生活に満足している」かどうか聞いたところ、『そう思う』は55.8%で、専業主婦の5 割半が現在の生活に満足していることがわかりました。
年代別にみると、『そう思う』は60 代で64.2%と、全体を8.4 ポイント上まわり、生活満足度は60 代が最も高いことがわかりました。 (図13)

「本当は外に働きに行きたい」かどうか聞いたところ、『そう思う』は31.6%でした。
年代別にみると、『そう思う』は20 代では69.7%、30 代では51.0%と他の年代より高くなりました。若い年代の専業主婦には、内心は外に働きに出たいと感じている人が多いことがわかりました。 (図14)

(図13)(図14)

「専業主婦は苦労が多いと思う」かどうか聞いたところ、『そう思う』は53.9%でした。
年代別にみると、『そう思う』は20 代では63.6%と全体より9.7 ポイント高くなりました。専業主婦として家事を一手に引き受ける中で、20 代は慣れない家事や育児に苦労しているのかもしれません。 (図15)

(図15)

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  • 専業主婦の7 割半が「老後の生活が心配」、7 割が「子育て後の再就職は厳しい」と実感
  • 専業主婦の生活意識に変化 直近4 年間で「専業主婦は苦労が多い」が8 ポイント超上昇

専業主婦(269 名)に、「老後の生活が心配」かどうか聞いたところ、『そう思う』は74.0%でした。専業主婦の4 人に3 人が老後の生活設計に不安を感じています。 (図16)

「子育て後の再就職は厳しいと思う」かどうか聞いたところ、『そう思う』は69.1%でした。子育てを終えた後の再就職状況に悲観的なイメージを持つ専業主婦が多いようです。 (図17)

(図16)(図17)


過去調査と比較すると、2015 年調査より『そう思う』割合が大きく上昇したのは「専業主婦は苦労が多いと思う」(8.2 ポイント上昇)でした。一方で、下降したのは「現在の生活に満足している」(5.5 ポイント下降)、「子育て後の再就職は厳しいと思う」(5.3 ポイント下降)でした。専業主婦の生活満足度は過去調査のいずれも5 割を超えたものの、下降傾向にあるようです。また、小幅下降となったのは、「老後の生活が心配だ」(2.8 ポイント下降)、「本当は外に働きに行きたい」(2.4ポイント下降)でした。 (図18)

(図18)


  • 女性活躍促進には「保育や介護支援の公的サービスの充実が必要」8 割半が賛同
  • 「夫の家事分担比率の上昇」や「職場男性の意識改革」を求める声が大多数を占める

全回答者(1,000 名)に、仕事で女性が活躍するために、国の施策や職場の改革、子育て・介護・家事の支援などが、どの程度必要だと思うか聞きました。>
『必要だと思う』(「非常に」と「やや」の合計、以下同様)の割合が最も高かったのは「保育や介護支援の公的サービスの充実」(84.2%)、次いで「夫の子育て・介護・家事の分担比率の上昇」(82.3%)、「職場男性の女性の活躍に対する意識改革」(79.6%)となりました。さらに、「職場の長時間労働の是正」(78.3%)、「女性リーダーに対する偏見の解消」(76.8%)、「女性の活躍を推進することを目的とした法律の整備」(72.2%)と続きました。>
女性が仕事で活躍するために、強く求められていることは、子育てや介護に対する公的な支援という結果となりました。また、次いで多かったのは男性の意識改革を望む声でした。「女性活躍推進法」施行から3 年経過した現在、女性活躍推進には、パートナーや職場の男性など身近な人の意識改革が急務といえるのではないでしょうか。 (図19)

(図19)


  • 働く女性が求める、勤務先による女性活躍支援 1 位「長時間労働の是正」

女性活躍促進のための取組みとして、職場で求められているのはどのような制度でしょうか。
有職女性(619 名)に、女性活躍支援のために勤務先で行ってほしいことを聞いたところ、1 位は「長時間労働の是正」(19.4%)となりました。長時間労働の是正には、女性がフルタイムで働きながら、仕事と家事・子育てを両立できるようになるといったメリットがあります。さらに、男性の家事や子育て参加を促進する効果が期待されます。また、2 位は「子どもの年齢に応じた短時間勤務制度の導入」(18.6%)、3 位は「子育て関連の費用補助」「在宅勤務制度の導入」(ともに18.4%)、5 位は「事業所内託児所の設置」(15.0%)となりました。上位5 位中に“子育て支援”に関連した制度が3 つランクインした結果から、働く女性が育児で苦労している実態が浮かび上がりました。 (図20)

(図20)


  • 職場で導入されている女性活躍支援 1 位「子どもの年齢に応じた短時間勤務制度」

では、女性活躍促進のために実際に職場で導入されているのは、どのような制度でしょうか。
有職女性(619 名)に、女性活躍支援のために勤務先で行われていることを聞いたところ、1 位は「子どもの年齢に応じた短時間勤務制度の導入」(17.9%)となりました。そして、2 位「女性採用比率の増加」(15.8%)、3 位「長時間労働の是正」(14.9%)、4 位「女性管理職の積極的な登用」(14.1%)、5 位「女性向け研修・講演会の開催」(11.1%)が続きました。勤務先で行ってほしいことで上位5 位にランクインした制度の導入状況をみると、「子育て関連の費用補助」は10.3%、「在宅勤務制度の導入」は8.2%、「事業所内託児所の設置」は6.9%と、実際の導入率は低くなりました。勤務先による女性活躍支援に関して、働く女性の希望と職場の現実には隔たりがあるようです。 (図21)

(図21)


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  • “多様な働き方”推進!職場に欲しい制度 1 位「在宅勤務」2 位「時短勤務」3 位「フレックス制」
  • 「社内保育園」を求める女性は3 割半、「子連れ出勤」は2 割強
  • 子どもがいる専業主婦が求める制度 1 位「在宅勤務」2 位「社内保育園」3 位「時短勤務」

多様な働き方やユニークな制度を取り入れる企業が増えています。多様な働き方という観点では、どのような制度が求められているのでしょうか。
全回答者(1,000 名)に、どのような働き方や制度が職場にあると良いと思うか聞いたところ、最も多かったのは「在宅勤務」(50.0%)、「時短勤務」(45.1%)、「フレックス制」(40.9%)となりました。働く場所や時間に柔軟性をもたせることで、多様なワークスタイルを実現する制度が上位に挙がりました。さらに、「週休3 日」(39.6%)、「社内保育園」(35.2%)、「残業禁止」(28.9%)と続きました。業務時間を短くして、ワークライフバランスを実現する制度を求める意見も多いようです。また、「社内保育園」は「子連れ出勤」(21.5%)より上位となりました。社内保育園があれば、職場で子どもの世話をしながら仕事をするよりも、業務に集中できると考える女性が多いのかもしれません。
就業状況と子どもの有無別にみると、子どもがいる専業主婦では「在宅勤務」(61.2%)を求める声が最も多く、次いで「社内保育園」(56.5%)、「時短勤務」(54.2%)となりました。これらの制度が整うならば仕事に就きたいと考えている専業主婦ママは多いのではないでしょうか。 (図22)

(図22)



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  • “活躍している女性”として思い浮かぶ有名人 スポーツ分野では「大坂なおみさん」がダントツ
  • 芸能分野で“活躍している女性”として思い浮かぶ有名人 1 位「北川景子さん」

全回答者(1,000 名)に、“活躍している女性”として思い浮かぶ有名人を、スポーツと芸能の2つのジャンルに分けて聞きました。

まず、スポーツ分野では、「大坂なおみさん」がダントツとなり、2 位は「吉田沙保里さん」、3 位は「浅田真央さん」となりました。
回答者が選んだ理由をみると、大坂なおみさんについては、「日本人初のランキングナンバーワンという偉業を成し遂げたから」(50 代)や「世界を舞台に活躍する一流の女性だと思うから」(40 代)といったコメントが多くみられました。また、吉田沙保里さんについては、「世界制覇を何度も成し遂げ、スポーツ界を牽引したから」(40 代)、浅田真央さんについては、「いろいろなことに挑戦しているイメージがあるから」(20 代)といった理由が挙げられました。

芸能分野についてみると、1 位「北川景子さん」、僅差で2 位「天海祐希さん」、3 位「綾瀬はるかさん」となりました。
回答者が選んだ理由をみると、北川景子さんについては、「結婚してもバリバリ仕事をしているから」(30 代)、天海祐希さんについては、「女性としてあこがれる存在。キャリアのある女性を演じることが多いから」(50 代)、綾瀬はるかさんについては、「見ない日はないほど活躍しており、好感度もあるから」(50 代)といったコメントが挙げられました。 (図23)

(図23)


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  • “活躍している女性”として思い浮かぶアニメ・マンガキャラ 1 位「フグ田サザエ」
  • “職場の同僚になってほしい男性”のイメージ 3 位「江戸川コナン」、2 位と1 位は?
  • “職場の部下になってほしい男性”のイメージ TOP3 には『ドラえもん』から2 人がランクイン

続いて、アニメやマンガのキャラクターについて聞きました。

“活躍している女性”として思い浮かぶアニメ・マンガのキャラを聞いたところ、1 位は「フグ田サザエ」、2 位は「ナミ」、3 位は同数で「月野うさぎ」「峰不二子」となりました。長年にわたって幅広い世代から愛されている『サザエさん』の主人公であるサザエさんを、活躍している女性とイメージしている人が多いようです。 (図24)


また、理想の同僚や理想の部下に関するイメージについて聞いたところ、“職場の同僚になってほしい男性”として思い浮かぶアニメ・マンガのキャラでは、1 位「ドラえもん」、2 位「フグ田マスオ」、3 位「江戸川コナン」、“職場の部下になってほしい男性”として思い浮かぶアニメ・マンガのキャラでは、1 位「江戸川コナン」、2 位「ドラえもん」、3 位「出木杉英才」となりました。 (図25)(図26)

(図24)(図25)(図26)


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注:本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%となら ない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n数を合計しても全体と一致しないことがございます。

調査概要

調査タイトル
女性の活躍に関する意識調査2019

調査対象
ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の20歳~69歳の女性

調査期間
2019年3月15日~3月19日

調査方法
インターネット調査

調査地域
全国

有効回答数
1,000サンプル(有効回答から各年代が均等になるように抽出)

(内訳) 各年代のサンプル数は以下のとおり
20代:200s/30代:200s/40代:200s/50代:200s/60代:200s

調査協力会社
ネットエイジア株式会社

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報道関係の皆さまへ

本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、「ソニー生命調べ」と付記のうえご使用いただきますよう、お願い申し上げます。

会社概要

会社名 :ソニー生命保険株式会社
代表者名 :代表取締役社長 萩本 友男
設立 :1979(昭和54)年8月
所在地 :東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
業務内容 :生命保険業



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