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ニュースリリース(2019年度)

スマートフォンに関する意識・実態調査2019

2019年11月28日

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2019年10月25日~10月30日の6日間、全国のスマートフォンを使用している20歳~69歳の男女に対し、「スマートフォンに関する意識・実態調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


調査結果 概要

エコノミストのコメント
(ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 金融市場調査部 シニアエコノミスト 渡辺 浩志)

シニアエコノミスト 渡辺 浩志

「スマホが無い!」と気付いたときの“終わった感”。味わったことのある方はたくさんいらっしゃると思います。財布にパソコン、電話にカメラ、時計、音楽プレーヤー、ゲーム機…、それら全てをいっぺんに失くすようなものですから無理もありません。
【スマホのおかげで手に入れたもの】は、「知識・情報」「便利さ」「時間」「友達」「連絡手段」「暇つぶし」など幅広く、スマホの万能さがうかがえます(図17)。また、20~30代の7割超が「スマホ依存」と自覚しています(図14)。便利さゆえ、若い人ほど朝から晩まで肌身離さずスマホを持ち歩いているようです。そして、大多数の利用者が「友人」のほか、「家族」や「パートナー」との関係に役立つと回答しており(図9図10図11)、スマホが人と人との“絆”を深める上で必要不可欠な道具になっていることが感じられます。
こんな大事な大事なスマホですが、【毎月の理想の利用料金】を尋ねると、約9割の人が6,000円未満と渋い回答でした(図5)。安いに越したことはないと思うのは消費者なら誰しもですが、これがスマホの真価でしょうか? 東京大学のある学生が無料でメッセージのやりとりや通話ができる「LINE」について調査したところ、1年間の使用に【いくらまで払うか】では約9千円だったのに対して、【いくらもらえるなら1年間使用をやめるか】と聞くと平均で約300万円という結果を得たそうです。この意味を勝手に解釈するなら、前者はLINEの“道具”としての価値、後者はそれを使って得られる“絆”の価値なのかもしれません。
スマホからはこうしたお金では買えないものが得られそうです。それを失わないためにも利用マナーには気を付けたいですね。他人をみてイライラするのは「会話中」「食事中」のスマホや「歩きスマホ」(図19)。配偶者にされるとイラッとすることも「会話中」「食事中」のスマホだそうです(図20)。こういうシーンでのスマホ利用は、極力控えたいものです。ただし、この回答の真意は、スマホでの画面越しのコミュニケーションなんかより、身近な人と目を見て会話することのほうが大切、ということかも知れませんね。

アンケート調査結果

  • 格安スマホ利用率 40代男性は33%、20代女性は12%と男女年代差

全国のスマートフォンを使用している20歳~69歳の男女1,000名(全回答者)に、現在使用しているスマートフォンの通信事業者を聞いたところ、「docomo」「au」「SoftBank」のいわゆる『三大キャリア』は76.2%、また、『三大キャリア』以外の通信料金がリーズナブルな“格安スマホ”のサービスを提供している『MVNO』は23.8%となりました。
『MVNO』を使用している人の割合を性年代別にみると、最も高いのは40代男性(33.0%)、最も低いのは20代女性(12.0%)となりました。40代男性には、格安スマホを利用して、通信料金を節約している人が多いのではないでしょうか。(図1)

(図1)

アンケート結果:現在使用しているスマートフォンの通信事業者


  • スマホの使い道 20代は「メッセージアプリ」「SNS」、50代・60代は「メール」が高い傾向
  • 20代の58%がスマホを「目覚し時計」に使用

全回答者(1,000名)に、日頃スマートフォンで行っていることを聞いたところ、「メール」(76.0%)が最も高く、次いで、「インターネット検索」(75.2%)、「通話」(73.2%)、「メッセージアプリ(LINEなど)」(64.4%)、「ニュース閲覧」(59.7%)となりました。コミュニケーションや情報収集に利用している人が多いようです。
年代別にみると、20代では「メッセージアプリ(LINEなど)」(77.0%)や「SNS(Instagram、Facebookなど)」(71.0%)、「目覚し時計」(57.5%)が他の年代と比べて高く、「メール」(61.5%)は他の年代と比べて低くなりました。若い年代には、メールに代わる通信手段として、メッセージアプリを利用する人が多いのではないでしょうか。50代、60代では「メール」(50代84.0%、60代83.0%)が高くなりました。(図2)

(図2)

アンケート結果:日頃スマートフォンで行っていること


  • スマホの利用料金 平均6,401円/月 理想の利用料金は平均3,460円/月

全回答者(1,000名)に、毎月のスマートフォンの利用料金(基本料金や通信料、端末代など)を聞いたところ、「2,000円~4,000円未満」(19.1%)や「4,000円~6,000円未満」(20.7%)、「6,000円~8,000円未満」(18.0%)に回答が集まりました。(図3)


毎月の利用料金の平均額をみると、6,401円となりました。
平均額を年代別にみると、20代(7,320円)が最も高くなりました。20代には、欲しい機種や必要な通信量のために、出費を惜しまない人が多いのではないでしょうか。
また、平均額を通信事業者別にみると、三大キャリアでは7,516円、MVNOでは2,830円となり、4,686円の差がみられました。 (図4)

(図3)(図4)

アンケート結果:毎月のスマートフォンの利用料金や平均額


全回答者(1,000名)に、“これくらいであってほしい”と思う毎月の理想の利用料金を聞いたところ、「2,000円~4,000円未満」(41.6%)に回答が集まりました。(図5)

(図5)

アンケート結果:“これくらいであってほしい”と思う毎月の理想の利用料金


また、毎月の理想の利用料金の平均額は3,460円となり、実際の利用料金の平均額(6,401円)と比較すると、2,941円低くなりました。スマートフォンの利用料金を節約したいと考えている人が多いことがうかがえます。
平均額を通信事業者別にみると、三大キャリアでは3,981円、MVNOでは1,791円となりました。
実際の利用料金との差額をみると、三大キャリア(現実7,516円、理想3,981円)では3,535円差、MVNO(現実2,830円、理想1,791円)では1,039円差となりました。(図6)

(図6)

アンケート結果:毎月の利用料金について、実際の平均額と理想の平均額の比較


  • スマホ満足度 最も満足度が高いのは50代
  • 「スマホを使いこなせている」20代では83%、60代では48%

全回答者(1,000名)に、現在使用しているスマートフォンに満足しているか聞いたところ、『満足している(計)』(「非常に」「やや」の合計)は85.3%となりました。大多数の人が、自身のスマートフォンに満足していることがわかりました。
『満足している(計)』を年代別にみると、最も高いのは50代(87.0%)でした。「非常に満足している」の割合をみると、20代(31.0%)が最も高くなりました。自身のスマートフォンに強い満足感や愛着を持っている20代は少なくないようです。(図7)


次に、現在使用しているスマートフォンを使いこなせているか聞いたところ、『使いこなせている(計)』(「非常に」「やや」の合計)は62.2%となりました。
『使いこなせている(計)』を年代別にみると、若い年代ほど高く、最も高い20代では82.5%、最も低い60代では47.5%となりました。スマートフォンには、従来のガラケー(フィーチャーフォン)と比べて幅広い機能が搭載されているため、高い年代の人は、多くの機能を覚えたり操作したりすることを難しいと感じているのではないでしょうか。(図8)

(図7)(図8)

アンケート結果:現在使用しているスマートフォンに満足しているかや使いこなせているか


  • 女性の82%が「スマホが友人との関係に役立っている」と回答

続いて、全回答者(1,000名)に、シーン別にスマートフォンが役立っていると思うか聞きました。
『そう思う(計)』(「非常に」「やや」の合計、以下同様)をみると、≪生活に役立っている≫では91.5%、≪趣味に役立っている≫では79.2%、≪友人との関係に役立っている≫では75.2%となりました。
『そう思う(計)』を男女別にみると、≪生活に役立っている≫では男性89.2%、女性93.8%、≪趣味に役立っている≫では男性78.4%、女性80.0%、≪友人との関係に役立っている≫では男性68.6%、女性81.8%と、いずれも女性のほうが高い割合となりました。女性のほうがスマホをくらしに役立てられているようです。(図9)

(図9)

アンケート結果:スマートフォンは役立っていると思うか


  • スマホがつなぐ家族との絆 「スマホが家族との関係に役立っている」80%

スマートフォンが≪家族との関係に役立っている≫と思うか聞いたところ、『そう思う(計)』は80.0%でした。
『そう思う(計)』を配偶者の有無別にみると、配偶者がいる人では85.8%、配偶者がいない人では72.3%となりました。また、『そう思う(計)』を子どもの有無別にみると、子どもがいる人では85.9%、子どもがいない人では74.0%となりました。スマートフォンの機能を利用して、配偶者や子どもとの絆を深めている人が多いようです。(図10)

(図10)

アンケート結果:スマートフォンが家族との関係に役立っていると思うか


パートナーがいる人(664名)に、スマートフォンが≪パートナー(配偶者・恋人)との関係に役立っている≫と思うか聞いたところ、『そう思う(計)』は82.5%となりました。
『そう思う(計)』を性年代別にみると、30代女性(90.4%)が最も高くなりました。(図11)

(図11)

アンケート結果:スマートフォンがパートナー(配偶者・恋人)との関係に役立っていると思うか


  • スマホでの思わぬ経験 TOP3「タップミス」「意図せず広告をタップ」「通信速度制限」
  • スマホでの失敗 女性の24%が「仰向けで操作中に顔に落下」

スマートフォンに関する、思わぬ経験や失敗について聞きました。
全回答者(1,000名)に、スマートフォンに関して経験したことがあるものを聞いたところ、「タップしたら違うところが反応」(42.0%)が最も高く、次いで、「意図せず広告をタップ」(38.8%)、「通信速度制限がかかる」(34.7%)、「文字入力の途中で誤送信」(29.3%)、「コピーの選択範囲に苦戦」(27.4%)となりました。操作ミスや通信速度制限であたふたした経験がある人は少なくないようです。
男女別にみると、「タップしたら違うところが反応」(男性34.8%、女性49.2%)、「意図せず広告をタップ」(男性32.4%、女性45.2%)、「文字入力の途中で誤送信」(男性21.0%、女性37.6%)、「仰向けで操作中に顔に落下」(男性10.8%、女性24.0%)は、男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなりました。女性には、“うっかり”による失敗を経験した人が多いようです。(図12)

(図12)

アンケート結果:スマートフォンに関して経験したことがあるもの


  • スマホがなかったら苦労すると思うこと 1位「通話」 20代では「メッセージアプリ」が1位

全回答者(1,000名)に、スマートフォンがなかったら苦労すると思うことを聞いたところ、「通話」(51.4%)が最も高く、次いで、「メッセージアプリ(LINEなど)」(44.5%)、「メール」(44.0%)、「インターネット検索」(37.9%)、「地図をみる」(27.5%)となりました。スマートフォンがないと、自宅や公衆電話など、特定の場所からしか電話をかけることができなくなるため、外出時などに苦労すると思う人が多いのではないでしょうか。
年代別にみると、20代では「メッセージアプリ(LINEなど)」(59.0%)が最も高くなりました。また、20代では「インターネット検索」(49.0%)、「SNS(Instagram、Facebookなど)」(45.0%)、「動画視聴」(34.5%)も、他の年代と比べて高い割合となりました。(図13)

(図13)

アンケート結果:スマートフォンがなかったら苦労すると思うこと


  • 20代の78%が「スマホ依存」と自覚
  • 20代の70%が「スマホ疲れ」、42%は「スマホ断ち」を体験したいと希望

全回答者(1,000名)に、スマートフォンの利用に関して、自身の状態や考えに近いものを聞きました。
≪“スマホ依存”をしているか≫を聞いたところ、『そう思う(計)』は57.2%となりました。全体の約6割に“スマホ依存”の自覚があることが明らかになりました。
『そう思う(計)』を年代別にみると、20代78.0%、30代74.0%、40代54.0%、50代49.5%、60代30.5%と、若い年代ほど、スマートフォンへの依存度が高い傾向がみてとれます。(図14)


≪“スマホ疲れ”をしているか≫を聞いたところ、『そう思う(計)』は50.9%となりました。
『そう思う(計)』を年代別にみると、若い年代ほど高く、最も高い20代では69.5%になりました。若年層には、スマートフォンに依存するあまり、結果的に利用疲れを起こしている人が多いのではないでしょうか。(図15)

(図14)(図15)

アンケート結果:“スマホ依存”や“スマホ疲れ”をしているか


スマートフォンを使用せずに生活する、“スマホ断ち”について体験希望を持っている人は、どのくらいいるのでしょうか。
≪“スマホ断ち”をしてみたいか≫を聞いたところ、『そう思う(計)』は28.7%となりました。
『そう思う(計)』を年代別にみると、20代(42.0%)が最も高くなりました。“スマホ疲れ”を癒したいためか、スマートフォンを使用しない生活を体験してみたいと思う20代は少なくないようです。(図16)

(図16)

アンケート結果:“スマホ断ち”をしてみたいか


  • スマホで手に入れたもの 3位は同数で「時間」「友達」「連絡手段」が並ぶ、TOP2は?
  • スマホで失ったもの 「時間」がダントツ、上位に「会話」「自由」や「漢字力」「考える力」など

全回答者(1,000名)に、“スマートフォンのおかげで手に入れたもの”を聞いたところ、1位「知識・情報」、2位「便利さ」、3位「時間」「友達」「連絡手段」となりました。スマートフォンのおかげで、どこにいても世界中の情報にアクセスでき、欲しい知識を得られるようになったと実感している人が多いようです。また、「娯楽・楽しみ」「趣味」といった回答も挙げられ、スマートフォンの利用が生活の充実につながっていることがうかがえます。(図17)


では、スマートフォンによって失われてしまったものはあるのでしょうか。
“スマートフォンのせいで失ったもの”を聞いたところ、「時間」がダントツ、2位「お金」、3位「視力・目の健康」、4位「人との会話・コミュニケーション」、5位「自由」となりました。「時間」は、“スマートフォンのおかげで手に入れたもの”でも上位となりました。便利に使いこなして効率よく時間を使えたと思う人と、コミュニケーションや好きなコンテンツの利用などに長時間没頭し、貴重な時間が失われたと思う人の両方がいるようです。また、「漢字力」「考える力」「記憶力」などの回答も上位に挙がりました。スマートフォンの便利さに頼っているうちに、自分の能力が退化してしまったと感じる人もいるようです。(図18)

(図17)(図18)

アンケート結果:スマートフォンのおかげで手に入れたものや失ったもの


  • 他人のスマホ利用シーンにイライラする? 「歩きスマホ」65%、「会話しながらスマホ」69%

他人のスマートフォン利用に対しては、どのような思いを抱いている人が多いのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、他人のスマートフォン利用に関する行動を挙げ、それぞれの行動をしている人を見たとき、どのくらいイライラするかを聞きました。
『イライラする(計)』(「非常に」「やや」の合計)をみると、≪満員電車でいじる人≫では29.6%、≪歩きながらいじる人≫では64.7%、≪食事をしながらいじる人≫では61.8%、≪会話をしながらいじる人≫では69.0%となりました。満員電車でのスマートフォン利用には寛容な人が多数派でした。他方、歩きスマホや、食事中・会話中のスマホについては、イライラする人が多いことがわかりました。(図19)

(図19)

アンケート結果:他人のスマートフォン利用について、以下のような人を見たとき、どのくらいイライラするか


  • 夫のこんなスマホ利用はNG! 妻の41%が「食事中にいじる夫」にイラッとする

では、配偶者のスマートフォンの使い方で、イラッとしてしまうことはあるのでしょうか。
配偶者がいる人(571名)に、配偶者のスマートフォン利用について、配偶者にされるとイラッとすることを聞いたところ、「会話中にいじる」(33.8%)が最も高く、次いで、「食事中にいじる」(32.4%)、「メールやLINEを返さない」(20.5%)、「家事・育児よりスマートフォンを優先する」(19.3%)、「夜遅くまでいじる」(18.6%)となりました。時と場合を考えずスマートフォンに没頭する、返信をしない、といった配偶者のスマートフォンの使い方に、イライラしてしまう人が多いようです。
男女別にみると、「会話中にいじる」(男性25.2%、女性41.1%)や「食事中にいじる」(男性22.5%、女性40.8%)は、女性が15ポイント以上高くなりました。女性は、スマホにばかり夢中になって、自分をみてくれない夫にイラッとするのではないでしょうか。(図20)

(図20)

アンケート結果:配偶者のスマートフォン利用について、配偶者にされるとイラッとすること


  • 「歩きスマホは危険だと思う」94%
  • 「歩きスマホを規制する法律が制定されるべき」82%が同意

全体の65%が、“歩きスマホ”をしている人にイライラすると回答しました。スマートフォンを操作しながら歩いていると、視野が狭くなったり、不注意になったりして、周囲の状況に気づくことができず、思わぬ事故や怪我を招くことがあります。
携帯電話会社や鉄道会社などは、以前から、いわゆる“歩きスマホ”をしないよう注意喚起してきましたが、歩きスマホによる接触事故は依然としてなくなっていません。歩きスマホを直接規制する法律は現在ないため、歩きスマホを規制する法律の制定に向け、議論が進められています。


そこで、全回答者(1,000名)に、歩きスマホは危険だと思うか聞いたところ、『そう思う(計)』(「非常に」「やや」の合計、以下同様)は94.4%となりました。大多数が歩きスマホの危険性を認識しているようです。
また、歩きスマホを規制する法律が制定されるべきだと思うか聞いたところ、『そう思う(計)』は81.5%となりました。歩きスマホを規制する法律の制定に対して、大多数が同意する結果となりました。(図21)

(図21)

アンケート結果:歩きスマホに関する意識


  • “あったらいいな”と思うスマホの機能とは? “話し相手役”や“自分の代役”を求める声も!
  • “いらない”と思うスマホの機能 1位「ゲーム」2位「決済機能」

全回答者(1,000名)に、スマートフォンにどのような機能があればいいと思うか聞いたところ、「1週間充電しなくて済む(50代女性)」「ソーラー発電ができる(40代男性)」など、充電やバッテリーに関する希望が多数挙げられました。また、「置き忘れた時に大きなブザーが鳴る(40代女性)」「スマホが見つからない時、呼んだら音がなる(20代女性)」などの紛失防止機能や、「話し相手になってくれる(50代女性)」などのコミュニケーション機能、「ゲームをやり過ぎている時や、寝なければならない時間に通知で教えてくれる(20代女性)」「朝起きられない時に、アラームと一緒に太陽光が出る(20代女性)」といったアラーム機能など、様々な回答が挙げられました。中には、「代わりに働いてくれる(40代男性)」「代わりに子どもを叱ってくれる(30代女性)」など、自分の代役をスマートフォンに求める声もありました。(図22)

(図22)

アンケート結果:スマートフォンにどのような機能があればいいと思うか


また、スマートフォンでどのような機能がいらないと思うか聞いたところ、1位「ゲーム」、2位「決済機能」、3位「広告表示」となりました。自身が普段あまり使わない機能を不要だと思う人が多いのではないでしょうか。「電話・通話」が9位となり、スマートフォンに、もはや“電話”の機能を求めていない人もいるようです。(図23)

(図23)

アンケート結果:スマートフォンにどのような機能がいうらないと思うか



注:本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%とならない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n数を合計しても全体と一致しないことがございます。

調査概要

調査タイトル
スマートフォンに関する意識・実態調査2019

調査対象
ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国のスマートフォンを使用している20歳~69歳の男女

調査期間
2019年10月25日~10月30日

調査方法
インターネット調査

調査地域
全国

有効回答数
1,000サンプル(有効回答から性別×年代区分が均等になるように抽出)

(内訳)

20代 30代 40代 50代 60代 合計
男性 100s 100s 100s 100s 100s 500s
女性 100s 100s 100s 100s 100s 500s

調査協力会社
ネットエイジア株式会社

報道関係の皆さまへ

本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、「ソニー生命調べ」と付記のうえご使用いただきますよう、お願い申し上げます。

会社概要

会社名 :ソニー生命保険株式会社
代表者名 :代表取締役社長 萩本 友男
設立 :1979(昭和54)年8月
所在地 :東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
業務内容 :生命保険業

※調査結果のPDF版はこちらからダウンロードしてください。


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