ナビゲーションをスキップする

ニュースリリース(2024年度)

中高生が思い描く将来についての意識調査2024

2024年7月25日

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 髙橋 薫)は、2024年6月11日~6月18日の8日間、全国の中学生・高校生(中高生)に対し、今回で5回目となる「中高生が思い描く将来についての意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名(中学生200名、高校生800名)の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


調査結果 概要

アナリストのコメント
(ソニーフィナンシャルグループ株式会社 金融市場調査部 シニアアナリスト 森本 淳太郎)

シニアアナリスト 森本 淳太郎

今回で5回目となる「中高生が思い描く将来についての意識調査」。前回2023年に実施された調査では、コロナ禍の影響も色濃くみられましたが、今回の結果はどのように変化したでしょうか。

最初に目を引くのは、「中高生がイメージする将来」の結果です。10年後の自身について、「明るい見通しをもっている」と答えた人の割合は、中学生・高校生ともに大きく上昇しています(図1)。これは調査結果のコメントにもあるように、コロナへの不安が軽減してきたことが大きな要因でしょう。2023年5月5日にWHOが「国際的な公衆衛生上の緊急事態」宣言を解除すると、日本政府も同8日にコロナを「5類」に移行しました。前回調査はこの約1カ月後に実施されていますので、まだ不安が拭えなかったということでしょう。それから1年経ち、中高生の不安も和らいでいる様子がうかがえます。

もっとも、自身の見通しについては改善したとはいえ、10年後の日本や世界について不安と感じる人は中高生ともに高水準です(図2)。世界的なインフレ、歯止めの掛からない円安などに加え、地政学リスクの高まりも一因でしょう。「中高生の社会問題に関する意識」では、強い関心や危機感をもっている社会問題の第1位が、中学生・高校生ともに「戦争・テロ」となっており、終わらないウクライナ・中東を巡る紛争などが、中高生の心を悩ませています(図11)。第2位は「少子高齢化」であり、こちらは日本の将来への不安に繋がっているようです。

そんな中高生は、将来どのような夢を抱いているのでしょうか。中学生の将来の夢をみてみると、「趣味を充実させて生きる」が第1位となっている一方、高校生は第3位で、代わって「安定した毎日を送る」が第1位となっています(図3)。大人に近づくにつれ、日々の生活の重要性に気づいてきたということでしょうか。こうした変化を反映して、「将来なりたい職業」も、男子中学生では「YouTuberなどの動画投稿者」、女子中学生では「歌手・俳優・声優などの芸能人」が第1位であるのに対し、高校生では「ITエンジニア・プログラマー」「保育士・幼稚園教諭」がそれぞれトップとなっています(図4・5)。

今回の調査では、「中高生のジェンダー意識」に関する新しい質問も数多く盛り込まれました。注目したいのは、中高生の「男女の在り方」に対する認識です。「女子がスラックス制服を着ていても違和感はない」との回答は、中学生・高校生でいずれも84%と高い結果となりました。また、「男子が化粧をしていても違和感はない」と答えた人の割合も、中学生が82%、高校生が77%と高水準です(図14)。時代の変化に連れて、人々の価値観も変わりつつある様子がうかがえます。

次に、「中高生の人間関係」に関する新しい質問をみてみましょう。興味深いことに、「自分はどちらかというと陰キャだと思う」割合は中学生で49%、高校生で58%と高い一方、「学校の友人の前では自分のキャラを作っている」割合も中高・男女問わず50%を超えるなど、多くの中高生が明るいキャラクターを演じている可能性が示唆されました(図16・17)。7月7日に実施された東京都知事選では、SNSを活用した候補者が大きく票を伸ばしたことが話題となりましたが、SNSの影響力が増す中で、インターネット上の「キラキラ」した他人と自分を比較する機会が増えていることも一因かもしれません。

とはいえ、対面でのコミュニケーションの重要性も失われていないようです。「中高生のコミュニケーション」に関する質問では、友人と恋愛や悩みについて相談する際は、5割前後の中高生が対面で話すとの結果が出ています(図27・28)。親との相談においても同様の結果が出ており、インターネット社会となった今でも、対面コミュニケーションの重要性を示唆する結果となりました。コロナ禍も明け、放課後の教室で友人と触れ合ったり、夕食の時間に食卓を囲んで家族と語らったりする中高生の姿が目に浮かびます。

アンケート調査結果

  • 中高生の意識 自身の将来の見通し 「10年後は明るい」中学生では63%、高校生では57%

全国の中高生1,000名(中学生200名、高校生800名)に、10年後の自身について、明るい見通しをもっているか、不安を抱いているか聞きました。

中学生についてみると、『明るい(計)』(「明るい」と「どちらかといえば明るい」の合計、以下同様)は62.5%、『不安(計)』(「不安」と「どちらかといえば不安」の合計、以下同様)は37.5%となり、高校生についてみると、『明るい(計)』は57.1%、『不安(計)』は42.9%となりました。不安定な世界情勢が続いていたり、止まらない物価高騰の影響による経済不安・生活不安が高まっていたりはするものの、中学生・高校生の半数以上が、10年後の自身の未来に明るい見通しをもち希望や期待を抱いているようです。

2023年の調査結果と比較すると、『明るい(計)』と回答した人の割合は、中学生では2023年55.0%→2024年62.5%と7.5ポイントの上昇、高校生では2023年51.4%→2024年57.1%と5.7ポイントの上昇となりました。2023年5月に新型コロナウイルスが5類へ移行されてから1年以上が経過し、先の見えないコロナ禍で感じていた将来への不安が軽減した人がいるのではないでしょうか。(図1)

(図1)

アンケート結果:10年後の自身について



  • 「10年後の日本が不安」中学生では68%、高校生では71%
  • 「10年後の世界が不安」中学生では63%、高校生では64%

続いて、全回答者(中学生200名、高校生800名)に、10年後の日本や世界について、明るい見通しをもっているか、不安を抱いているか聞きました。
中学生についてみると、『不安(計)』は、【10年後の日本】では67.5%、【10年後の世界】では62.5%となりました。

また、高校生についてみると、『不安(計)』は、【10年後の日本】では71.4%、【10年後の世界】では64.4%となりました。ウクライナ危機やパレスチナ自治区ガザでの紛争など、国際情勢が混迷を極めていることを受けてか、日本や世界の将来に明るい見通しをもてずにいる人が大半を占める結果となりました。(図2)

(図2)

アンケート結果:10年後の日本や世界について



  • 中高生の将来の夢 中学生1位は「趣味を充実させて生きる」、高校生1位は「安定した毎日を送る」
  • 安定志向の男子、“好き”を仕事にしたい女子
    男子中高生1位は「安定した毎日を送る」、女子中高生1位は「好きなことを仕事にする」

全回答者(中学生200名、高校生800名)に、将来の夢について聞きました。

中学生についてみると、「趣味を充実させて生きる」(56.0%)が最も高くなり、次いで、「安定した毎日を送る」(55.5%)、「好きなことを仕事にする」(55.0%)、「お金持ちになる」(46.0%)、「素敵な相手と恋愛・結婚する」(41.0%)となりました。 男女別にみると、男子では1位「安定した毎日を送る」(54.0%)、2位「趣味を充実させて生きる」(52.0%)、3位「好きなことを仕事にする」(48.0%)、女子では1位「好きなことを仕事にする」(62.0%)、2位「趣味を充実させて生きる」(60.0%)、3位「安定した毎日を送る」(57.0%)となりました。

高校生についてみると、「安定した毎日を送る」(53.0%)が最も高くなり、次いで、「好きなことを仕事にする」(50.4%)、「趣味を充実させて生きる」(45.1%)、「素敵な相手と恋愛・結婚する」(38.9%)、「お金持ちになる」(36.0%)となりました。

男女別にみると、男子では1位「安定した毎日を送る」(47.8%)、2位「好きなことを仕事にする」(42.3%)、3位「趣味を充実させて生きる」(38.0%)、女子では1位「好きなことを仕事にする」(58.5%)、2位「安定した毎日を送る」(58.3%)、3位「趣味を充実させて生きる」(52.3%)でした 。(図3)

(図3)

アンケート結果:将来の夢について



  • 男子中学生が将来なりたい職業 「YouTuber」が5回連続1位、2位「公務員」3位「会社員」
  • 女子中学生が将来なりたい職業 1位「芸能人」2位「絵を描く職業」3位「デザイナー」「医師」

将来なりたい職業を聞きました。

中学生についてみると、男子中学生では1位「YouTuberなどの動画投稿者」(23.0%)、2位「公務員」(13.0%)、3位「会社員」(11.0%)、4位「ITエンジニア・プログラマー」(10.0%)、5位「ゲームクリエイター」「社長などの会社経営者・起業家」「ゲーム実況者」「プロスポーツ選手」(いずれも9.0%)となりました。

女子中学生では1位「歌手・俳優・声優などの芸能人」(18.0%)、2位「絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)」(13.0%)、3位「デザイナー(ファッション・インテリアなど)」「医師」(いずれも11.0%)、5位「保育士・幼稚園教諭」(10.0%)となりました。

2023年の調査結果と比較すると、男子中学生では「YouTuberなどの動画投稿者」が2023年1位→2024年1位となり、2017年の調査開始以来5回連続の1位でした。「ロボット開発技術者」が2023年10位圏外(17位)→2024年10位と順位を上げTOP10入りしたほか、「公務員」が2023年8位→2024年2位と上昇しました。

女子中学生では「デザイナー(ファッション・インテリアなど)」が2023年10位圏外(11位)→2024年3位、「看護師」が2023年10位圏外(14位)→2024年6位、「動物園や水族園の飼育員」が2023年10位圏外(20位)→2024年10位と、それぞれ大幅上昇してTOP10入りしました。(図4)

(図4)

アンケート結果:将来なりたい職業について



  • 男子高校生が将来なりたい職業 1位「ITエンジニア・プログラマー」2位「公務員」3位「会社員」
  • 女子高校生が将来なりたい職業 1位「保育士・幼稚園教諭」2位「公務員」3位「看護師」

高校生についてみると、男子高校生では1位「ITエンジニア・プログラマー」(12.5%)、2位「公務員」(12.3%)、3位「会社員」(11.3%)、4位「YouTuberなどの動画投稿者」(10.5%)、5位「ゲームクリエイター」(8.5%)となりました。

女子高校生では1位「保育士・幼稚園教諭」(12.0%)、2位「公務員」(11.5%)、3位「看護師」(9.8%)、4位「会社員」「歌手・俳優・声優などの芸能人」(いずれも8.3%)となりました。

2023年の調査結果と比較すると、男子高校生では「歌手・俳優・声優などの芸能人」が2023年10位圏外(17位)→2024年10位と順位を上げTOP10入りしました。

女子高校生では「会社員」が2023年10位圏外(12位)→2024年4位、「絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)」も2023年10位圏外(15位)→2024年8位と、それぞれ大きく順位を上げTOP10入りしました。(図5)

(図5)

アンケート結果:将来なりたい職業について



  • 希望する将来のライフイベントやライフスタイル 「結婚したい」中学生の62%、高校生の65%
    女子中学生の4人に1人が「ずっと独身でいたい」と回答

全回答者(中学生200名、高校生800名)に、将来のライフイベントやライフスタイルについて2つの例を提示し、自身の気持ちや考えがそれぞれどちらにあてはまるか聞きました。

結婚について、「将来、結婚したい」と「ずっと独身でいたい」のどちらにあてはまるかでは、中学生、高校生ともに『将来、結婚したい(計)』(中学生61.5%、高校生65.3%)が多数派でした。

男女・学校別にみると、『ずっと独身でいたい(計)』と回答した人の割合は、中学生、高校生いずれも男子より女子のほうが高く、中学生では男子9.0%、女子24.0%と、15.0ポイントの差がみられました。

2023年の調査結果と比較すると、『将来、結婚したい(計)』と回答した人の割合は、男子高校生では2023年70.3%→2024年65.8%と4.5ポイント下降しました。(図6)

(図6)

アンケート結果:結婚について



  • 「将来、子どもがほしい」中学生の53%、高校生の59%、女子中学生の30%が「子どもがほしいと思わない」と回答

子どもをもつことについて、「将来、子どもがほしい」と「将来、子どもがほしいと思わない」では、中学生、高校生ともに『将来、子どもがほしい(計)』(中学生53.0%、高校生58.5%)が多数派でした。

男女・学校別にみると、『将来、子どもがほしいと思わない(計)』と回答した人の割合は、中学生では男子13.0%、女子30.0%と、17.0ポイントの差がみられました。

2023年の調査結果と比較すると、『将来、子どもがほしいと思わない(計)』と回答した人の割合は、女子中学生では2023年36.0%→2024年30.0%と6.0ポイント下降しました。(図7)

(図7)

アンケート結果:子どもをもつことについて



  • 「将来、家庭第一の生活をしたい」中学生の55%、高校生の56%、中学生では2023年調査から9ポイント上昇

ライフスタイルについて、「将来、家庭第一の生活をしたい」と「将来、仕事第一の生活をしたい」では、中学生、高校生ともに『将来、家庭第一の生活をしたい(計)』(中学生55.0%、高校生56.1%)が多数派でした。

男女・学校別にみると、『将来、家庭第一の生活をしたい(計)』と回答した人の割合は、男子中学生(61.0%)が最も高くなりました。

2023年の調査結果と比較すると、『将来、家庭第一の生活をしたい(計)』と回答した人の割合は、中学生では2023年46.0%→2024年55.0%と9.0ポイント上昇しました。将来は家族の時間を優先して暮らしたいと考える中学生は増えているようです。(図8)

(図8)

アンケート結果:ライフスタイルについて



  • 「将来、マイホームをもちたい」中学生の73%、高校生の68%

住宅購入について、「将来、マイホームをもちたい(住宅を購入したい)」と「将来、マイホームをもちたいと思わない(住宅を購入したいと思わない)」では、中学生、高校生ともに『将来、マイホームをもちたい(住宅を購入したい)(計)』(中学生72.5%、高校生68.1%)が多数派でした。(図9)

(図9)

アンケート結果:住宅購入について



  • 「将来、都会で暮らしたい」中学生の51%、高校生の54%

住環境について、「将来、都会で暮らしたい」と「将来、田舎で暮らしたい」では、中学生、高校生ともに『将来、都会で暮らしたい(計)』(中学生51.0%、高校生53.9%)が多数派でした。

2023年の調査結果と比較すると、『将来、都会で暮らしたい(計)』と回答した人の割合は、女子中学生(2023年51.0%→2024年58.0%)と女子高校生(2023年46.5%→2024年53.3%)では、それぞれ約7ポイント上昇しました。(図10)

(図10)

アンケート結果:住環境について



  • 強い関心や危機感をもっている社会問題 中学生・高校生いずれも「戦争・テロ」が1位
    男子中学生の38%が「依存症」、女子中学生の30%が「ジェンダーギャップ」と回答

全回答者(中学生200名、高校生800名)に、強い関心や危機感をもっている社会問題について聞きました。

中学生についてみると、「戦争・テロ」(49.0%)が最も高くなりました。ウクライナ危機やガザでの紛争に関する情勢を不安視している人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「少子高齢化」(46.5%)、「いじめ・ハラスメント」(43.5%)、「自然災害」(35.5%)、「気候変動・環境問題」(35.0%)でした。

男女別にみると、「依存症」(男子38.0%、女子27.0%)と「資源・エネルギー問題」(男子28.0%、女子18.0%)は、女子と比べて男子のほうが10ポイント以上高くなりました。また、「ジェンダーギャップ」(男子15.0%、女子30.0%)は男子と比べて女子のほうが15.0ポイント高くなりました。

高校生についてみると、「戦争・テロ」(37.0%)が最も高くなり、次いで、「少子高齢化」(34.6%)、「いじめ・ハラスメント」(30.3%)と、上位3位までは中学生と同じ順位になりました。以降、「気候変動・環境問題」(29.8%)、「自然災害」(28.2%)と続きました。

男女別にみると、「児童虐待」(男子18.0%、女子26.0%)は、男子と比べて女子のほうが8.0ポイント高くなりました。(図11)

(図11)

アンケート結果:社会問題について



  • 自分自身または周囲の人が当事者となっている社会問題 中学生・高校生いずれも「いじめ・ハラスメント」が1位
    女子高校生では「ルッキズム」が1位に

次に、自分自身または周囲の人(家族や友人)が当事者となっている(直面したり、被害を受けたりしている)社会問題について聞きました。

中学生についてみると、「いじめ・ハラスメント」(14.5%)が最も高くなり、「ブラック校則」(10.5%)、「ルッキズム」(9.0%)、「少子高齢化」(8.5%)、「依存症」「自然災害」(いずれも7.5%)と続きました。

男女別にみると、「ブラック校則」(男子4.0%、女子17.0%)は、男子と比べて女子のほうが13.0ポイント高くなりました。理不尽な校則で自身や周囲の人が不利益を被っていると感じる女子中学生が多いのではないでしょうか。

高校生についてみると、「いじめ・ハラスメント」(9.0%)が最も高くなり、「ルッキズム」(7.5%)、「ブラック校則」「少子高齢化」「依存症」(いずれも7.1%)と続きました。

男女別にみると、男子では1位「いじめ・ハラスメント」(9.0%)、2位「少子高齢化」(8.0%)、3位「情報格差」(7.5%)、女子では1位「ルッキズム」(9.8%)、2位「いじめ・ハラスメント」「ブラック校則」(いずれも9.0%)となりました。自身や周囲の人が容姿や体型などの見た目で評価されていると感じる女子高校生は少なくないようです。(図12)

(図12)

アンケート結果:社会問題について



  • 自身が解決に向けて取り組みたい社会問題
    中学生1位は「いじめ・ハラスメント」、高校生1位は「気候変動・環境問題」

続いて、自身が解決に向けて取り組みたい社会問題について聞きました。

中学生の回答をみると、「いじめ・ハラスメント」(17.0%)が最も高くなりました。いじめやハラスメントを見逃さず、解決のために行動したいと思う中学生が多いようです。次いで高くなったのは、「気候変動・環境問題」(14.5%)、「戦争・テロ」(14.0%)、「少子高齢化」(13.0%)、「自然災害」「ジェンダーギャップ」「ブラック校則」(いずれも12.5%)でした。

男女別にみると、男子では1位「戦争・テロ」(18.0%)、2位「少子高齢化」(16.0%)、3位「気候変動・環境問題」(15.0%)でした。男子中学生には、世界平和のために自分ができることをしたいと考える人が多いのではないでしょうか。女子では1位「いじめ・ハラスメント」(21.0%)、2位「ジェンダーギャップ」「ブラック校則」(いずれも15.0%)でした。

高校生の回答をみると、「気候変動・環境問題」(13.9%)が最も高くなりました。地球環境の保全に貢献したいと考える高校生が多いようです。次いで高くなったのは、「いじめ・ハラスメント」(13.0%)、「少子高齢化」(11.8%)、「児童虐待」(10.1%)、「資源・エネルギー問題」(9.4%)でした。

男女別にみると、男子では1位「気候変動・環境問題」(13.0%)、2位「少子高齢化」(12.0%)、3位「資源・エネルギー問題」(11.3%)、女子では1位「いじめ・ハラスメント」(15.0%)、2位「気候変動・環境問題」(14.8%)、3位「児童虐待」(12.3%)でした。(図13)

(図13)

アンケート結果:社会問題について



  • 「女子がスラックス制服を着ていても違和感はない」中学生・高校生の84%
  • 「男子が化粧をしていても違和感はない」中学生の82%、高校生の77%
  • 「同性同士が付き合っていても違和感はない」中学生の71%、高校生の67%

全回答者(中学生200名、高校生800名)に、性の多様性に関する内容を提示し、「はい」「いいえ」のいずれにあてはまるか聞きました。

中学生についてみると、「はい」と回答した人の割合は、≪男子がスカート制服を着ていても違和感はない≫では42.0%、≪女子がスラックス制服を着ていても違和感はない≫では84.0%、≪男子が化粧をしていても違和感はない≫では81.5%、≪同性同士が付き合っていても違和感はない≫では70.5%となりました。男子のスカート制服に違和感がない人は半数以下となったものの、女子のスラックス制服や男子の化粧、同性同士の交際に対しては違和感がないという人が大多数でした。

男女別にみると、「はい」と回答した人の割合は、≪男子がスカート制服を着ていても違和感はない≫(男子29.0%、女子55.0%)と≪同性同士が付き合っていても違和感はない≫(男子58.0%、女子83.0%)では、男子と女子の間で25ポイント以上の差がみられ、男女の意識差がうかがえる結果となりました。

高校生についてみると、「はい」と回答した人の割合は、≪男子がスカート制服を着ていても違和感はない≫では37.9%、≪女子がスラックス制服を着ていても違和感はない≫では83.5%、≪男子が化粧をしていても違和感はない≫では76.9%、≪同性同士が付き合っていても違和感はない≫では67.4%となり、高校生でも女子のスラックス制服や男子の化粧、同性同士の交際には違和感をもたない人が多数を占めました。

男女別にみると、「はい」と回答した人の割合は、≪同性同士が付き合っていても違和感はない≫(男子55.3%、女子79.5%)では女子のほうが24.2ポイント高くなりました。(図14)

(図14)

アンケート結果:性の多様性について



  • 「“からだの性”と“こころの性”が異なることに悩んでいる」中学生・高校生の10%
  • 「ジェンダーギャップや性別役割分担意識によって生きづらさを感じている」中学生の24%

全回答者(中学生200名、高校生800名)に、性同一性やジェンダーギャップに関する内容を提示し、「はい」「いいえ」のいずれにあてはまるか聞きました。

中学生についてみると、「はい」と回答した人の割合は、≪“からだの性”と“こころの性”が異なることに悩んでいる≫では10.0%、≪“からだの性”と“こころの性”が異なることに悩んでいる友人がいる≫では12.5%、≪ジェンダーギャップや性別役割分担意識によって生きづらさを感じている≫では24.0%、≪ジェンダーギャップや性別役割分担意識によって生きづらさを感じている友人がいる≫では16.0%となりました。

男女別にみると、≪ジェンダーギャップや性別役割分担意識によって生きづらさを感じている≫(男子20.0%、女子28.0%)では、男子と比べて女子のほうが8.0ポイント高くなりました。

高校生についてみると、「はい」と回答した人の割合は、≪“からだの性”と“こころの性”が異なることに悩んでいる≫では9.5%、≪“からだの性”と“こころの性”が異なることに悩んでいる友人がいる≫では13.1%、≪ジェンダーギャップや性別役割分担意識によって生きづらさを感じている≫では20.3%、≪ジェンダーギャップや性別役割分担意識によって生きづらさを感じている友人がいる≫では15.8%でした。(図15)

(図15)

アンケート結果:性同一性やジェンダーギャップについて



  • 「自分はどちらかというと陰キャだと思う」中学生の49%、高校生の58%
  • 「学校の友人の前では自分のキャラを作っている」中学生の55%、高校生の54%、女子高校生では58%

全回答者(中学生200名、高校生800名)に、自身のキャラクターについて2つの内容を提示し、自身の気持ち・状況がどちらにあてはまるか聞きました。

自分はどちらかというと「陽キャだと思う」と「陰キャだと思う」のどちらにあてはまるか聞いたところ、中学生では『陽キャだと思う(計)』(「非常に」と「どちらかといえば」の合計、以下同様)が51.0%、『陰キャだと思う(計)』が49.0%と拮抗しました。高校生では『陽キャだと思う(計)』が42.5%、『陰キャだと思う(計)』が57.5%と、陰キャだと自認する人が多数でした。

男女・学校別にみると、『陽キャだと思う(計)』と回答した人の割合は、男子中学生(56.0%)が最も高くなりました。一方、『陰キャだと思う(計)』と回答した人の割合は、女子高校生(58.0%)が最も高くなりました。

学校の友人の前では「自分のキャラを作っている」と「自分のキャラを作っていない」のどちらにあてはまるか聞いたところ、中学生では『自分のキャラを作っている(計)』が55.0%、『自分のキャラを作っていない(計)』が45.0%、高校生では『自分のキャラを作っている(計)』が54.4%、『自分のキャラを作っていない(計)』が45.6%と、いずれもキャラを作っている人が多数でした。

男女・学校別にみると、『自分のキャラを作っている(計)』と回答した人の割合は、女子高校生(58.0%)が最も高くなりました。(図16)(図17)

(図16)(図17)

アンケート結果:自身のキャラクターについて



  • 中高生が憧れている先輩の特徴TOP3 「優しい」「話しかけやすい」「いつも笑顔」

全回答者(中学生200名、高校生800名)に、憧れている先輩(学校やアルバイトの先輩)の特徴を聞きました。

中学生の回答をみると、「優しい」(60.5%)が最も高くなりました。親切で思いやりがある先輩に魅力を感じる人が多いようです。次いで高くなったのは、「話しかけやすい」(49.5%)、「いつも笑顔」(45.0%)、「場を盛り上げてくれる」(39.5%)、「何事にも一生懸命」(38.5%)でした。

男女別にみると、「勉強ができる」(男子21.0%、女子41.0%)は、男子と比べて女子のほうが20.0ポイント高くなりました。成績優秀な先輩に憧れ、自分もそうなりたいと思う女子中学生が多いのではないでしょうか。

高校生の回答をみると、「優しい」(51.0%)、「話しかけやすい」(45.9%)、「いつも笑顔」(37.0%)、「場を盛り上げてくれる」(31.1%)、「何事にも一生懸命」(29.1%)と、中学生と同じ順位になりました。

男女別にみると、「おしゃれ」(男子14.5%、女子33.5%)は、男子と比べて女子のほうが19.0ポイント高くなりました。ファッションセンスがよい先輩を素敵だと思う女子高校生が多いようです。(図18)

(図18)

アンケート結果:憧れている先輩について



  • 「親は自分のことをわかってくれていると思う」中学生の73%、高校生の75%
  • 「学校の担任の先生は自分のことをわかってくれていると思う」中学生の70%、高校生の61%

全回答者(中学生200名、高校生800名)に、親、先生について2つの内容を提示し、自身の気持ち・状況がどちらにあてはまるか聞きました。

親は自分のことを「わかってくれていると思う」と「わかってくれていないと思う」のどちらにあてまはるか聞いたところ、中学生では『わかってくれていると思う(計)』が73.0%、『わかってくれていないと思う(計)』が27.0%、高校生では『わかってくれていると思う(計)』が74.5%、『わかってくれていないと思う(計)』が25.5%と、いずれもわかってくれていると思う人が大多数となりました。親に理解されていると実感している人が多いようです。

男女・学校別にみると、『わかってくれていると思う(計)』と回答した人の割合は、男子高校生(78.0%)が最も高くなりました。

学校の担任の先生は自分のことを「わかってくれていると思う」と「わかってくれていないと思う」のどちらにあてまはるか聞いたところ、中学生では『わかってくれていると思う(計)』が70.0%となりました。

高校生では『わかってくれていると思う(計)』が61.1%と、中学生(70.0%)と比べて8.9ポイント低くなりました。

男女・学校別にみると、『わかってくれていると思う(計)』と回答した人の割合は、男子中学生(73.0%)が最も高くなりました。(図19)(図20)

(図19)(図20)

アンケート結果:親、先生について



  • 「親と本音で話せている」中学生の68%、高校生の65%
  • 「親に悩みを相談することがある」中学生の61%、高校生の62%

全回答者(中学生200名、高校生800名)に、親との関係について聞きました。

まず、親と本音で話せているか聞いたところ、中学生では「話せている」が68.0%、「話せていない」が32.0%となりました。親と腹を割って話せている人が多いようです。

高校生では「話せている」が65.0%、「話せていない」が35.0%となりました。

男女・学校別にみると、「話せている」と回答した人の割合は、男子中学生(73.0%)が最も高く、女子中学生(63.0%)が最も低くなりました。(図21)

次に、親に悩みを相談することがあるか聞いたところ、中学生では「ある」が60.5%、高校生では「ある」が61.6%と、いずれも親に悩み事を打ち明けることがある人が多数となりました。

男女・学校別にみると、「ある」と回答した人の割合は、中学生、高校生いずれも男子より女子のほうが高くなりました(男子中学生58.0%、女子中学生63.0%、男子高校生58.0%、女子高校生65.3%)。(図22)

(図21)(図22)

アンケート結果:親について



  • 「親を“大好き”と思うことがある」中学生の74%、高校生の69%
    男子高校生の36%が「親を“大好き”と思うことがない」と回答
  • 「親を尊敬している」中学生の80%、高校生の75%

親を“大好き”と思うことがあるか聞いたところ、中学生では「ある」が73.5%、高校生では「ある」が68.8%と、親に対して強い愛情を感じることがある人が多数でした。

男女・学校別にみると、「ない」と回答した人の割合は、男子高校生(36.0%)が最も高くなりました。(図23)

親を尊敬しているか聞いたところ、中学生では「尊敬している」が80.0%、高校生では「尊敬している」が75.3%となりました。家族のために頑張る親の姿を見ていて、頭が下がると感じる人が多いのではないでしょうか。(図24)

(図23)(図24)

アンケート結果:親について



  • 「親からの期待に押しつぶされそうになることがある」中学生の55%、高校生の40%、女子中学生では62%

親からの期待に押しつぶされそうになることがあるか聞いたところ、中学生では「ある」が54.5%、「ない」が45.5%と、親からの期待を強いプレッシャーと感じることがある人が多数でした。

高校生では「ある」が40.0%、「ない」が60.0%でした。

男女・学校別にみると、「ある」と回答した人の割合は、女子中学生(62.0%)が最も高くなりました。(図25)

(図25)

アンケート結果:親について



  • “対面で話すこと”と“スマホを通じて話すこと”ではどちらが多い?
    友人と“その日の出来事”について話すとき、中学生・高校生いずれも「対面」が64%
  • 友人と“恋愛”について話すとき、男子高校生の27%が「スマホを通じて話す」と回答
  • 友人に“悩み”を相談するとき、中学生の31%、高校生の27%が「スマホを通じて話す」と回答

全回答者(中学生200名、高校生800名)に、日頃のコミュニケーションについて“対面で話すこと”と“スマホを通じで話すこと”ではどちらが多いか聞きました。

≪友人と“その日の出来事”について話すとき≫についてみると、中学生では「対面でしか話さない」が12.5%、「対面で話すことが多い」が51.5%で、合計した『対面(計)』は64.0%、「スマホを通じてしか話さない」が3.5%、「スマホを通じて話すことが多い」が21.0%で、合計した『スマホ(計)』は24.5%となりました。今日あったことを伝えたり、話題にしたりするときは、面と向かって話をするという人が多数となりました。また、「このような話題は話さない」は11.5%でした。

高校生では、『対面(計)』が63.9%、『スマホ(計)』が25.0%となり、「このような話題は話さない」は11.1%でした。

男女・学校別にみると、『スマホ(計)』と回答した人の割合は、男子高校生(28.5%)が最も高くなりました。(図26)

(図26)

アンケート結果:親について



≪友人と“恋愛”について話すとき≫については、中学生では『対面(計)』が56.0%、『スマホ(計)』が20.0%、「このような話題は話さない」が24.0%、高校生では、『対面(計)』が55.1%、『スマホ(計)』が22.1%、「このような話題は話さない」が22.8%となり、中学生、高校生ともに、友人との“恋バナ”は対面で話すという人が多数でした。

男女・学校別にみると、『スマホ(計)』と回答した人の割合は、中学生、高校生いずれも女子より男子のほうが高くなり、高校生では男子26.8%、女子17.5%と9.3ポイントの差がみられました。(図27)

(図27)

アンケート結果:親について



≪友人に“悩み”を相談するとき≫については、中学生では『対面(計)』が47.5%、『スマホ(計)』が31.0%、「このような話題は話さない」が21.5%、高校生では、『対面(計)』が51.9%、『スマホ(計)』が27.4%、「このような話題は話さない」が20.8%となりました。中学生、高校生ともに対面で話す人が多いものの、スマホを通じて話す人も3割前後と少なくないことがわかりました。

男女・学校別にみると、『対面(計)』と回答した人の割合は、高校生では男子45.8%、女子58.0%と、12.2ポイントの差がみられました。(図28)

(図28)

アンケート結果:親について



  • 親と“その日の出来事”について話すとき、中学生の78%、高校生の77%が「対面で話す」と回答
  • 「親と“恋愛”について話さない」中学生の74%、高校生の62%
  • 親に“悩み”を相談するとき、中学生の57%、高校生の62%が「対面で話す」と回答

≪親と“その日の出来事”について話すとき≫については、中学生では『対面(計)』が78.0%、『スマホ(計)』が10.5%、「このような話題は話さない」が11.5%、高校生では『対面(計)』が76.6%、『スマホ(計)』が11.3%、「このような話題は話さない」が12.1%でした。親に今日あったことを伝える際は、中学生、高校生ともに対面で話をする人が大多数となりました。食事や家族団らんの時間に一日の出来事について話す人が多いのではないでしょうか。

男女・学校別にみると、『対面(計)』と回答した人の割合は、女子高校生では84.3%と、他の層と比べて高くなりました。(図29)

(図29)

アンケート結果:対面とスマホについて



≪親と“恋愛”について話すとき≫については、中学生では『対面(計)』が20.5%、『スマホ(計)』が6.0%、「このような話題は話さない」が73.5%、高校生では『対面(計)』が30.3%、『スマホ(計)』が8.0%、「このような話題は話さない」が61.8%と、中学生、高校生ともに、親と恋愛について話さない人が大多数でした。自身の恋愛事情については、親よりも友人のほうが話しやすいという人が多いのではないでしょうか。

男女・学校別にみると、『対面(計)』と回答した人の割合は、中学生20.5%、高校生30.3%と、高校生のほうが9.8ポイント高くなりました。(図30)

(図30)

アンケート結果:対面とスマホについて



≪親に“悩み”を相談するとき≫については、中学生では『対面(計)』が57.0%、『スマホ(計)』が5.0%、「このような話題は話さない」が38.0%、高校生では『対面(計)』が62.4%、『スマホ(計)』が7.8%、「このような話題は話さない」が29.9%となり、スマホを通じて親に悩み相談をする人は、中学生、高校生いずれも1割未満にとどまりました。(図31)

(図31)

アンケート結果:対面とスマホについて



  • 中高生が“将来のことを相談したい”と思う有名人 男子1位は「HIKAKINさん」、女子1位は「アンミカさん」

“将来のことを相談したい”と思う有名人を聞いたところ、1位「アンミカさん」、2位「明石家さんまさん」、3位「マツコ・デラックスさん」、4位「HIKAKINさん」、5位「大谷翔平さん」となりました。

男女別にみると、男子の回答では1位「HIKAKINさん」、2位「明石家さんまさん」、3位「マツコ・デラックスさん」「西村博之さん」、女子の回答では1位「アンミカさん」、2位「マツコ・デラックスさん」、3位「永野芽郁さん」となりました。

選んだ理由を聞いたところ、男子の回答1位のHIKAKINさんについては「とても親身になって相談に乗ってくれそうだから」(男子高校生)や「優しく答えてくれそうだから」(男子高校生)、女子の回答1位のアンミカさんについては「前向きな意見をくれそうだから」(女子高校生)や「的確に答えてくれそうだから」(女子中学生)といった回答がみられました。(図32)

(図32)

アンケート結果:“将来のことを相談したい”と思う有名人について



  • 中高生が“将来、こういう大人になりたい”と思う有名人 男子1位は「HIKAKINさん」、女子1位は「大谷翔平さん」

“将来、こういう大人になりたい”と思う有名人を聞いたところ、1位「大谷翔平さん」、2位「HIKAKINさん」、3位「永野芽郁さん」「橋本環奈さん」、5位「明石家さんまさん」となりました。

男女別にみると、男子の回答では1位「HIKAKINさん」、2位「大谷翔平さん」、3位「明石家さんまさん」、女子の回答では1位「大谷翔平さん」、2位「永野芽郁さん」、3位「橋本環奈さん」となりました。

選んだ理由を聞いたところ、男子の回答1位のHIKAKINさんについては「仕事に対してプロ意識が高いから」(男子高校生)や「自分の決めたことを最後までやり抜いて成功しているから」(男子高校生)、女子の回答1位の大谷翔平さんについては「子どものために貢献していたり社会貢献をしたりしているから」(女子高校生)や「夢を叶えているから」(女子高校生)といった回答がみられました。(図33)

(図33)

アンケート結果:“将来、こういう大人になりたい”と思う有名人について



  • 中高生が“推したい”と思うアーティスト・アイドル 男子・女子ともに1位は「Mrs. GREEN APPLE」

“推したい”と思うアーティスト・アイドルを聞いたところ、1位「Mrs. GREEN APPLE」、2位「YOASOBI」、3位「TWICE」、4位「嵐」、5位「back number」「SEKAI NO OWARI」「Snow Man」「なにわ男子」となりました。

男女別にみると、男子・女子ともに1位は「Mrs. GREEN APPLE」となり、男子の回答では2位「YOASOBI」、3位「嵐」、女子の回答では2位「TWICE」、3位「BTS」「なにわ男子」と続きました。

選んだ理由を聞いたところ、男子・女子ともに1位のMrs. GREEN APPLEについては「印象に残る音楽を作るから」(男子中学生)や「歌に励まされるから」(女子高校生)、「暗い気持ちを歌った歌も明るい曲調で前向きな気持ちにさせてくれるから」(女子高校生)、「素敵な曲をたくさん発表しているから」(男子高校生)といった回答がみられました。(図34)

(図34)

アンケート結果:“推したい”と思うアーティスト・アイドルについて



注:本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%とならない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n数を合計しても全体と一致しないことがございます。

調査概要

調査タイトル
中高生が思い描く将来についての意識調査2024

調査対象
ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の中高生

調査期間
2024年6月11日~6月18日

調査方法
インターネット調査

調査地域
全国

有効回答数
1,000サンプル(有効回答から中学生200s、高校生800sになるように抽出)

(内訳)

中学生 高校生
男子 100s 400s 500s
女子 100s 400s 500s

調査協力会社
ネットエイジア株式会社

報道関係の皆さまへ

本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、「ソニー生命調べ」と付記のうえご使用いただきますよう、お願い申し上げます。

会社概要

会社名 :ソニー生命保険株式会社
代表者名 :代表取締役社長 髙橋 薫
設立 :1979(昭和54)年8月
所在地 :東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
業務内容 :生命保険業

※調査結果のPDF版はこちらからダウンロードしてください。


ページトップへ