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Vol.3【コラム】相場の下落に不安を感じたら

長期にわたる資産運用においては、日々の相場の変動に一喜一憂すべきではありません。
しかし、わかっていても相場が急落したときに、焦って資産を売却し、その後相場が上昇し後悔したことがある人もいるかもしれません。

投資の格言に「“もう”は“まだ”なり、“まだ”は“もう”なり」というのがあります。
もう底値だろうと思って買ったらまだ下がる、反対にまだ下がるだろうと買い控えていたらもう上がり始めていた、といったことはよくある。つまり、相場がどのように変動するかは後になってみないと分からないといっているのです。

そこで本コラムでは、相場の下落に不安を感じた際にどのように向き合えばいいのか、過去の事例などを参考にご紹介いたします。

相場に居続けることの重要性

100年に一度の金融危機と言われたリーマンショック時は、世界株式は最大で約61%下落し、下落前の水準に回復するのに約6年かかりましたが、下の図の通り2013年11月に下落前の水準を回復した後は、上下変動を繰り返しながらも、2023年6月末までで約3倍に上昇しています。
リーマンショック時に焦って資産を売却してしまった人は、その後の上昇を享受することができなかったことになります。

【過去の世界株式の推移】
  • 【使用データ】 MSCI ワールドインデックス(配当込、円ベース/月次データ)
  • 【期間】 1999年12月31日~2023年6月30日(1999年12月31日を100として指数化)
  • 【出所】Bloombergのデータをもとに日興グローバルラップ作成

下の図は、月別に見た年初来の最大下落率と年間リターンを表しています。概ね年間リターンが上まわっています。
また、長期的に株価が下落・低迷していたリーマンショック時ですが、例えば2009年の場合、世界株式は2月の1ヵ月間で12%近く下落しましたが、年間でみると33%上昇しており、 1年を通してずっと下落し続けたということではありません。つまり、1年単位でみた場合でも下がった時に焦って売却するより、そのまま年末まで持ち続けた方が結果的によかったというケースもあることが分かります。
このことからも、一時的な相場の動きに一喜一憂せず、長期的視点でコツコツと投資を続けることが重要だと考えられます。市場が混乱している時にこそ、落ち着いて対応することが大切です。

【世界株式の年間リターンと年初来最大下落率】
  • 【使用データ】 MSCI ワールドインデックス(配当込、円ベース/月次データ)
  • 【期間】 1999年12月31日~2022年12月30日
  • 【出所】Bloombergのデータをもとに日興グローバルラップ作成
  • ※上記はすべて過去の実績であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。

ソニー生命のSOVANI*でできること

*変額個人年金保険(無告知型)22(無配当)、一時払変額個人年金保険(無告知型)22(無配当)を総称

これはソニー生命のSOVANIにおいても同様です。
短期的な相場の変動に一喜一憂せず、じっくり腰を据えて長い視点を持つことが大切です。

SOVANIでは所定の範囲内で「年金支払開始時期の変更(繰下*)」が可能です。
*繰上も可能です。
ライフステージの変化にあわせて変更できるのはもちろん、繰下により運用期間をより長く確保できたり、相場下落により運用実績が下がったタイミングと年金支払開始日が重なる場合、年金支払開始日を繰り下げることで、その後の相場上昇を期待して待つということも可能です。
ただし、その後さらに相場下落が続くことで、運用実績がさらに下がる可能性もあるのでご留意ください。

年金支払開始日の繰下のイメージ

また、「年金支払期間の変更」も可能です。
SOVANIは年金支払開始後も、未払分の積立金は特別勘定で運用され続けます。
年金支払期間を長くすることで、その分運用期間も長くすることができます。
なお、同じ積立金額を年金原資とする場合、年金支払期間を長くすると、その分毎回の年金額は少なくなりますのでご留意ください。

しかし、中には運用してきた資金を近々使う予定があるなど、短期的な相場下落を受け入れられないという方もいらっしゃると思います。
その場合には、「マネー型特別勘定に積立金を移転する」という方法が考えられます。
マネー型特別勘定は、国内の預貯金などを主な運用対象としており、株価下落などの影響を大きく受けることはありません。そのため、一時的にマネー型特別勘定に積立金を移転することで、他の特別勘定において、より大きな下落が見込まれる場合でも、その影響を緩和することが可能です。
そして、その後相場が回復したと判断された際には、ご自身のリスク許容度にあわせたポートフォリオに積立金を戻すことで、運用を再開することができます。

このようにSOVANIでは、運用を長く続けるための各種取扱をご用意しています。
長期的な視点を持ちつつ、ご自身の状況に応じてご活用ください。

  • 年金支払開始時期の変更(繰上・繰下)について
  • 所定の範囲内*で、年金支払開始日の繰上・繰下ができます(1年単位)。
  • ・年金支払開始日前に限りお取り扱いします。
  • ・回数制限はなく、何度でも変更できます。
  • ・年金支払開始日の変更にともない、保険料の払込期間も変更となります。
  • ・変更後の年金支払開始日が契約日から10年未満(変額個人年金保険(無告知型)22(無配当)で年金支払開始日における被保険者の年齢が50~59歳の場合は20年未満)となる場合はお取り扱いしません。
  • *年金支払開始日変更後の年金支払開始日における被保険者の年齢が、50~95歳
  • 年金支払期間の変更について
  • 変更後の年金支払期間が5~40年となる範囲で変更できます(1年単位)。
  • ・年金支払開始日前に限りお取り扱いします。
  • ・1契約につき、1回まで可能です。
  • ・1契約につき、変更後の年金額が20万円未満となる場合はお取り扱いしません。
  • 積立金の移転について
  • ・積立金の移転は、特別勘定への初回繰入日以降、年12回の範囲内で無料でご利用いただけます。
  • ・積立金の移転の効力は、必要書類が本社に到着した日の翌営業日末に生じます。
  • ・お客さまWEBサービスからもお手続いただけます。
  • マネー型特別勘定について
  • 昨今の低金利下では、運用によってマネー型特別勘定の積立金が増えることは期待できない一方、諸費用等の控除により実質的に積立金が減少する可能性がありますのでご注意ください。

資産運用お役立ちコンテンツ
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ご注意事項

  • ●「変額個人年金保険(無告知型)22/無配当」および「一時払変額個人年金保険(無告知型)22/無配当」は生命保険です。預金とは異なり元本割れすることがあります。
  • ●上記は2023年10月1日時点の保険料および当社の取扱に基づき作成しております。
  • ●商品の概要を説明しています。詳しくは商品パンフレットをご覧ください。
    変額個人年金保険(無告知型)22/無配当(PDF)
    一時払変額個人年金保険(無告知型)22/無配当(PDF)
    ご契約の際には、「ご契約のしおり・約款」「契約概要」「注意喚起情報」「特別勘定のしおり」を必ずご覧ください。この保険は、変額保険販売資格を持った担当者がお取り扱いします。
  • ●「変額個人年金保険(無告知型)22/無配当」および「一時払変額個人年金保険(無告知型)22/無配当」は最低保証のない保険契約であることから、その特別勘定は「運用実績連動型保険契約の特別勘定」に該当するため、生命保険契約者保護機構による補償の対象外となります。ただし、経営破綻時の更生手続において責任準備金を削減しない取扱が可能となっております(実際の削減の有無については個別の更生手続の中で確定することになります)。
  • ●重要事項説明書(補足資料)の確認はこちら
    資産運用のご経験が少ない方におかれましては、「資産運用スタートブック」または「変額 虎の巻」をご覧ください。
    資産運用スタートブック
    変額 虎の巻
  • ●変額個人年金保険(無告知型)22/無配当および一時払変額個人年金保険(無告知型)22/無配当のご検討にあたっては、以下もご参考にご利用ください。
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